♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■わたしの父に祝福された人たち / 福井 誠

2013年01月10日 | Weblog
2013/1/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「わたしの父に祝福された人たち」です。それではマタイの福音書25章34節から読んでみましょう。

 「王は、その右にいる者たちに言います。『さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。』

 イエスはこれまで簡単に言えば天国、ま、天の御国の話をしてきましたね。天国に入るための備えはできているかという意味で賢い娘と愚かな娘の喩えが語られました。そして実際的な備えの教えとして神様に与えられている才能や賜物を用いて良き働きをすべきことがタラントの喩えで語られました。続いてイエスがお話するのは羊と山羊の喩えです。ユダヤでは羊と山羊は身近な家畜でよく一緒に飼育されました。羊飼いは羊と山羊を区別せずに連れて歩き、放牧したのです。しかし日が暮れて一日が終わると羊は羊で、山羊は山羊で別々の囲いに入れられて休みました。イエスはそんなユダヤの習慣を取り上げて、ご自分が戻ってこられるとき、つまりこの世が終わりとなる時には羊と山羊が分けられるように全ての国の人々が分けられると言うのです。

 今の私たちの世界にはあらゆる人が混在していますね。正しい人も悪い人もみな交じり合って生活しています。しかし、やがてこの世が終わるときにすべての人は二つのグループに分けられるのです。そして「さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。」と言われるグループの人たちがいると言うのですね。

 確かに私たちは世の中の様々な動きを見て不条理な思いを持つことがあります。世の中はこのまま終わってしまうのか、と。しかし聖書は明確に語ります。神様はいずれ白黒をはっきりさせて祝福を受けるべき人に祝福を与えられる、と。

 物事を正しくおさばきになりふさわしい報いを与えられる神を信頼して歩んでいきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.1.10放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする