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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■水をぶどう酒に / 関根弘興

2013年01月14日 | Weblog
2013/1/14放送

世の光の時間です。お元気でお過ごしですか? 関根弘興です。

 今日は新約聖書のヨハネの福音書2章に記されているイエス様が行なった最初の奇跡、ま、御業についてご一緒に考えていきましょう。

 カナという町で行われた婚礼の祝宴にイエス様もそして弟子たちもまたイエス様のお母さんであるマリヤも出席していました。しかし予期せぬ出来事が起こってしまいました。その婚礼の祝いの最中にぶどう酒がなくなってしまったのです。そのことに気付いたイエス様のお母さんマリアは何とかこの事態を解決するためにイエス様に向かって「ぶどう酒がありません」と打ち明けるんですねえ。するとイエス様は手伝いのものたちに、この家にあった大きな水瓶に水を満たすように命じました。そしてその水を汲んで宴会に持っていくと何と最上のぶどう酒に成っていたというんですねえ。

 この水をぶどう酒に変えるというイエス様の奇蹟がヨハネの福音書の最初の奇蹟として記されているんです。一体どんな意味があるんでしょう。

 この舞台になったのは田舎の新婚家庭です。大都会の有名人の結婚式でもなければ何千人の集会でもありません。まあ婚礼の時のぶどう酒がなくなってしまうということはこの世界が抱えてる問題に比べれば何か取るに足りない問題のように思えませんか? しかしイエス様はこの若い夫婦が恥をかかないように、また列席の人々の喜びが損なわれないように配慮してくださったのです。

 イエス様はそれぞれの小さな家庭の中に栄光を現してくださるお方なのだとあなたは信じることができますか? あなたは自分の家庭の問題を誰に向かって訴えますか? 「イエス様、今私の家庭はこういう状況です、助けてください。」と訴えることがありますか? イエス様はあなたの日常の問題に耳を傾けてくださるお方なんです。

 また当時のユダヤの習慣として各家庭に清めのために使う水がめが用意されていました。水をぶどう酒に変えたこの水はこの清めのために使う、ま、宗教的な意味で用意された水だったんですね。しかしイエス様はその水をぶどう酒に変えて下さったのです。どういう意味があるんでしょうかねえ。

 それはイエス様がこれから行おうとしていることを表しているのです。それはイエスが人々の罪を背負い、身代わりに十字架につけられ、血を流してくださることによって赦しが与えられ清めが与えられそして新しく造り変えられる生涯が与えられると言うことなんですねえ。

 聖書はこう約束しています。
 「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」(2コリント 5章17節)

 イエス・キリストはあなたを新しく造り変えることのできるお方なのです。

(PBA制作「世の光」2013.1.14放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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