2013/1/7放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
ヨハネの福音書1章を読みますと、ピリポという人の友人でナタナエルという人が登場します。ま、彼は友人であるピリポがイエス様と出会って「旧約聖書の中で預言されている救い主についに出会うことができた!、それはナザレの人でヨセフの子イエスと言う方だ」とナタナエルに告げたんです。 するとナタナエルは「お前、馬鹿なこというな。救い主があのナザレから出るはずがないじゃないか!」と即座に懐疑的な反応を示したんですね。 しかしピリポは「とにかくイエス様の所に行きましょう。」と彼をイエス様のもとに連れて行きました。 するとイエス様はこのナタナエルにこんな事をおっしゃったんです。 「これこそ本当のイスラエル人だ。彼の内には偽りが無い!」 いやあこれはちょっと誉めすぎではありませんかねえ。 ピリポをばかにしてそしてイエス様に対しては懐疑的な見方をした男に対しては評価が高すぎるのではないでしょうか。 しかしイエス様はナタナエルが心から真実を求めている求道者であると言うことを知っておられました。 そしてイエス様は「わたしはピリポがあなたを呼ぶ前にあなたがいちじくの木の下にいるのを見たのです。」と言われたんです。 するとナタナエルは「あなたこそ神の子です!」と態度を180度変えてイエス様を救い主として認めていったんです。何とも不思議な光景、会話ですよね。
実はいちじくの木はユダヤ人にとっては平和と静けさの象徴でした。またいちじくの木の葉が茂って日陰を作るわけですけど、その木の下に座って黙想する習慣があったそうです。ですからナタナエルもいちじくの木の下で人生の意味や救い主のことについて思いを馳せ祈っていたのかもしれませんね。イエス様が「あなたがいちじくの木の下にいるのを見た。」とおっしゃったのは、いちじくの木の下で昼寝をして休んでるナタナエルの姿を見たと言うのではなく、このナタナエルが熱心に真理を探し求めていることを知っていたと言うことです。
ナタナエルはそのイエス様のことばを聞いて、この方は私の真理を求める思いや願いをすべて読み取り理解しておられる方だと悟りました。イエス様は真剣に真実を求める者に対して決してそのままにしてお方ではありません。イエス様は救いを求める者の近くにいてくださるんです。あなたのことをちゃんと知っていてくださる方なんですね。
イエス様は言われます。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」(マタイの福音書 7章7、8節)
(PBA制作「世の光」2013.1.7放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info が使えます。
***
世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、
郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会 まで
お問い合わせは、
電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内) 東海福音放送協力会 へ
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
ヨハネの福音書1章を読みますと、ピリポという人の友人でナタナエルという人が登場します。ま、彼は友人であるピリポがイエス様と出会って「旧約聖書の中で預言されている救い主についに出会うことができた!、それはナザレの人でヨセフの子イエスと言う方だ」とナタナエルに告げたんです。 するとナタナエルは「お前、馬鹿なこというな。救い主があのナザレから出るはずがないじゃないか!」と即座に懐疑的な反応を示したんですね。 しかしピリポは「とにかくイエス様の所に行きましょう。」と彼をイエス様のもとに連れて行きました。 するとイエス様はこのナタナエルにこんな事をおっしゃったんです。 「これこそ本当のイスラエル人だ。彼の内には偽りが無い!」 いやあこれはちょっと誉めすぎではありませんかねえ。 ピリポをばかにしてそしてイエス様に対しては懐疑的な見方をした男に対しては評価が高すぎるのではないでしょうか。 しかしイエス様はナタナエルが心から真実を求めている求道者であると言うことを知っておられました。 そしてイエス様は「わたしはピリポがあなたを呼ぶ前にあなたがいちじくの木の下にいるのを見たのです。」と言われたんです。 するとナタナエルは「あなたこそ神の子です!」と態度を180度変えてイエス様を救い主として認めていったんです。何とも不思議な光景、会話ですよね。
実はいちじくの木はユダヤ人にとっては平和と静けさの象徴でした。またいちじくの木の葉が茂って日陰を作るわけですけど、その木の下に座って黙想する習慣があったそうです。ですからナタナエルもいちじくの木の下で人生の意味や救い主のことについて思いを馳せ祈っていたのかもしれませんね。イエス様が「あなたがいちじくの木の下にいるのを見た。」とおっしゃったのは、いちじくの木の下で昼寝をして休んでるナタナエルの姿を見たと言うのではなく、このナタナエルが熱心に真理を探し求めていることを知っていたと言うことです。
ナタナエルはそのイエス様のことばを聞いて、この方は私の真理を求める思いや願いをすべて読み取り理解しておられる方だと悟りました。イエス様は真剣に真実を求める者に対して決してそのままにしてお方ではありません。イエス様は救いを求める者の近くにいてくださるんです。あなたのことをちゃんと知っていてくださる方なんですね。
イエス様は言われます。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」(マタイの福音書 7章7、8節)
(PBA制作「世の光」2013.1.7放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
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