♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■狭い門から / 山中直義

2013年01月01日 | Weblog
2013/1/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 神様が目の前に与えていてくださる機会を大切にするように、聖書はそう教えています。今日は新約聖書ルカの福音書13章22節から30節のことばを通して「狭い門から」と題してお話をさせて頂きます。

 十字架にかかるため、エルサレムへの旅を続けておられたイエス・キリストは町々村々を教えながらその旅を続けられた、と聖書は言います。寸暇を惜しんで一人でも多くの人に少しでも神様のことばを伝えようとしていたイエス・キリストの熱心が描かれています。そのイエス様がその時人々にこうおっしゃいました。
  「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。

 神様を本当に知り神様と人格的な交わりを持つために目の前に開かれている門を通って神様と交わりを持つように、イエス様はそうおっしゃいました。いつかもっと自分が願うときにもっと大きな門が開かれるのを待っていたのでは手遅れに成ってしまう、イエス様はそう警告をなさいました。

 この狭い門というのは古代中近東の城壁に設けられていた通用門です。この門を通るためには荷物を降ろしてそして身を低くして一人で通っていかなければなりませんでした。神様との交わりもそのようなものだ、とイエス様は言われました。自分が思い通りの時に自分の思うような形でということではなく、今あなたの前に開かれてるその狭い門を、身を低くしていろいろなものをあとに置いて通っていきなさい、とイエス様は励ましてくださいました。

 寸暇を惜しんで一人でも多くの人に少しでも神のことばを、と願い続けられたあのイエス・キリストは今も生きておられあなたに語りかけ、あなたの前に門を開いていてくださいます。聖書を読んでみる、心をこめて一言祈ってみる、近くのキリスト教会へ行ってみる、そんな小さな行為でも狭い門を誠実に通ろうとするなら、その門の先に必ず神様との親しい交わりが与えられる、と聖書は教えています。

 聖書のことば
 「努力して狭い門から入りなさい。」 ルカの福音書13章24節


(PBA制作「世の光」2013.1.1放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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