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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の夢 / 山中直義

2012年06月12日 | Weblog
2012/6/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 夢には現実を作り変える力がありますよね。実は聖書には神様も夢を見ておられるということが教えられています。聖書のいたるところに示されている神様の夢、それは私たち人間が神様を本当に知り、愛と一致を持って神様と共に歩む、それが神の夢であると教えられています。

 旧約聖書創世記37章にはそんな神様の夢が一つのかたちで描かれています。そこにはヤコブと12人の息子が登場します。実はこのヤコブの家族こそが神の夢であったと言えます。彼らを通して人々が神を知り、愛と一致を持って神と共に歩むようになる。それを神様は夢見ておられました。

 ただ現実は簡単なものではありませんでした。ヤコブの息子たちは神を無視した生き方を続け、互いに憎みあっていたと聖書は教えています。彼らを通して人々が神を知ることなど夢物語に過ぎない。そう言わざるを得ない状況でした。

 しかし神様はご自身の夢を諦めなかったと言います。70年もの歳月をかけてさまざまな困難を乗り越えながら神様はその夢をかなえていった。そして最終的にこのヤコブの一族が皆悔い改めて神様を愛し一致して歩むようになっていった。そうして神が知られるようになっていたと聖書は教えています。

 70年もの時をかけ様々な困難を通らされたのは、神様が彼らを諦めなかったから。妥協することなく全員を導き全員が神を知るようにされたからだと聖書は教えています。私たち人間が思い描く夢は時に妥協し、時に力尽きてはかなく消えていきます。しかし神の夢はそうではありません。

 そして実はあなたもその神の夢に招かれているのです。あなたが神を知り、愛を持って神様と共に歩む、そのことの実現のために神様は今もあなたを導いておられます。

 どうぞお近くのキリスト教会にお越しください。そこであなたもキリストを知り、神を知り、神の幸いな夢をご自身のものとして体験することができるのです。

   (PBA制作「世の光」2012.6.12放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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