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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いと高き神の祭司 / 板倉邦雄

2012年06月06日 | Weblog
2012/6/6放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「いと高き神の祭司」という題でお話ししましょう。

 アブラムは身内の者ロトと家族やその財産とを取り返しました。アブラムの部族はロト一族を連れ去った連合軍に勝利して帰ってきましたね。ソドムの王様も迎えに出ていました。ところがそこに突然いと高き神の祭司がアブラムを祝福するために出迎えていたのです。創世記の14章の続きです。

 さて、いと高き神の祭司はサレムの王様でもありました。名前はメルキゼデクと言います。名前の意味は「義の王」「平和の王」です。「彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。」と新約聖書のヘブル人への手紙7章(3節)(口語訳聖書)に紹介されています。

 その時メルキゼデクはパンとぶどう酒を持ってきていました。アブラムを祝福するためです。祝福を受けたアブラムはいと高き神の祭司メルキゼデクにすべてのものの内から十分の一を贈りました。「族長のアブラハムが最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、この人がどんなにすぐれた人物であったかが、あなたがたにわかるであろう。」とヘブルでの手紙の7章(4節)(口語訳聖書)でも言われています。

 このアブラムの前に突然登場した、いと高き神の祭司メルキゼデク(は)、義の王、平和の王という意味を持っています。私たちの救い主イエス・キリストと同じです。イエス・キリストは平和の王と言われました。私たちを祝福してくださる方です。パンとぶどう酒をもって私たちを養い、清める神の大祭司ではないでしょうか。「このパンはわたしの体である」と私たち罪人に取って食べるように差し出してくださいました。「この杯・ぶどう酒は罪を赦すために流されるわたしの契約の血だ」と言って私たちに与えてくださいました。いと高き神の大祭司が自らいけにえの小羊として私たちのために命を差し出してくださったのです。そして私たちを祝福するためでした。

 聖書のことばです。
 キリストもまた、大祭司の栄誉を自分で得たのではなく、・・・、(神)からお受けになったのである。・・・「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である
    ヘブル人への手紙の5章の5節と6節 (口語訳聖書)

( PBA制作「世の光」2012.6.6放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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