♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■子供たちのようにならない限り / 福井 誠

2012年06月28日 | Weblog
2012/6/28放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「子供たちのようにならない限り」です。

 それではマタイの福音書の18章3節から読んでみましょう。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、はいれません。

 イエス様のもとに弟子たちが来て言いました。「天の御国では誰が一番偉いのでしょうか。」 皆さんはどう思われますか? 私などは思いますねえ、こんな質問て無いよなあ、天国に行っても階級や序列があるなんてまっぴらだなあと。正直天国がそんなところだったら、余り入りたいとは思わない、遠慮しておこうかなあとも思いますね。

 そこでイエス様の答えに注目してみたいのです。イエス様は小さい子供を呼び寄せて彼らの真ん中に立たせてこう答えたと言います。「あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、はいれません。」と。目の前に立たせられた幼子の姿がすべてを物語っていました。無力で価値のないものと子供たちは当時みなされていたのです。小さく見下されていた子供たち、そのようにならない限り、天国には入れませんよと。自分は一角の人物だ、あるいは自分には力が  そんなふうに思い上がった心の人は神の国には入れませんよという訳ですね。なるほどちょっと安心ですね。天国には人を見下すような人、自分を怒って威張るような人はいません。そこはこの世的な階級も序列も関係のない世界だと言うわけです。

 でも逆の意味でちょっと心配もありますね。果たして自分はどうなんだろうか、自分にも傲慢な心があります。人を見下す心があります。自分は天国に入れそうもない、そんな気になってきますねえ。大丈夫です。イエス様は悔い改めを勧めています。イエス様のおことばを受け入れて神様の前に悔い改めるなら神様は私たちを受け入れてくださいます。心の一新と神の力によって神の国に入るのにふさわしく変えて頂きましょう。


(PBA制作「世の光」2012.6.28放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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