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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■学ぶはまねび / 関根弘興

2012年06月18日 | Weblog
2012/6/18放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか関根弘興です。イエス・キリストの語られたことばを今日も最初に紹介しましょう。マタイの福音書11章28節から。

 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。

 イエス・キリストのもとに私達は人生の重荷を下ろすことができます。そしてイエス様は「わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。」と約束してくださいました。

 ところで「学ぶ」ということは二つの方法がありますよね。一つは、教室で学ぶように知的な理解をするという学びです。そしてもう一つは、真似るということ、真似をする、まあ「見よう見真似」なんていうことばがありますけども、そういうことを通して学んでいくということですね。

 何か習い事をされている方はすぐ分ると思いますが、たとえば教室で陶芸の講義を聞いただけでは素晴らしい作品が完成できるはずがありません。講義を聴いて知的に理解するだけでは身につかないわけです。でも実際に作りながら試行錯誤を繰り返していくうちにだんだんと作品が出来上がって来るわけですね。またその先生の作品に感激することがあっても先生の作品と自分の作品を比べてですね落ち込んだりするという事はあまりないかもしれません。なぜなら最初から先生のような作品を作ることなんてできないからです。学ぶためには時間がかかるわけですね。私たちは学んでいく中で少しずつ少しずつ身につけていくわけです。その途中で葛藤があったり悩んだりすることがありますが、先生の助けを得ながら腕を磨いていくわけです。

 実はイエス・キリストを信じクリスチャンとして生きる生活というのも全く同じなんですねえ。イエス・キリストは私たちを愛しておられイエス・キリストご自身が私たちの人生のお手本となってくださるんです。私たちは初めからイエス・キリストのように成れっこありません。愛のない自分自身に気づき落ち込むことがあるかもしれません。迷ってしまうかもしれません。でも知ってください。イエス・キリストを信じる一人ひとりにイエス・キリストはあなたの傍らにいてくださるんです。

 第一ペテロ2章21節には
 「あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。」(とあります。)

 イエス・キリストがあなたの人生の模範です。私たちは聖書からイエス・キリストのことを知り、イエス・キリストと共に歩むことを通してイエス・キリストから学んで生きて行くんですね。

  (PBA制作「世の光」2012.6.18放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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