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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■裂かれた体 /  板倉邦雄

2012年06月20日 | Weblog
2012/6/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「裂かれた体」と言う題でお話ししましょう。

 アブラムは主なる神様を信じました。神様はこのアブラムの信仰を彼の義と認められましたね。神様がアブラムのご自身への信仰をどんなに喜ばれたか、その神様の喜びが今日の約束の更新となっているのです。創世記15章の続きです。

 主なる神様はアブラムに言われました。「わたしはこの地をあなたに与えて、これを継がせようと、あなたをカルデヤのウルから導き出した主です」。 (参照 創世記 15章 7節)

 「この地」とは今アブラム達が寄留している地です。今のパレスチナの土地のことですね。この土地を相続地としてアブラムの子孫に与えるためにメソポタミアの地ウルから主なる神様はアブラム一家を導き出しました。

 その約束のことばを聞いたアブラムは「主なる神よ、わたしがこれを継ぐのをどうして知ることができますか」と尋ねます。(参照 創世記 15章 8節)

 すると主なる神様は不思議な方法と手段をアブラムに命じたのです。三歳の動物、牛・山羊・羊・山鳩を二つに裂き生け贄として持って来ること、裂いた動物の体を向い合わせに置く事でした。そして一日中夜まで見張りをすることです。アブラムはカラスや鷲などの鳥が死体の上に降りて来ると棒で追い払いました。

 やがて夜になり真っ暗になった時です。煙の立つかまどから突然炎が出ると、裂かれた動物の間を通り過ぎて行きました。主なる神様の一方的な契約の手段だったのです。この日主はアブラムと契約を結んで言われました。「わたしはこの土地をあなたの子孫に与える。」(参照 創世記 15章 18節)
この土地の相続の約束はアブラムの信仰による義の結果であったということです。

 主イエス・キリストが弟子たちとの最後の晩餐の席でおもむろにパンを取り祝福してパンを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これは私の体である。」 また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われました。「皆この杯から飲め。これは罪の赦しを得させるようにと多くの人のために流す契約の血である。」(参照 マタイによる福音書 26章 26-28節)

 神の子イエス様がご自分の身体を裂き、尊い血潮を流して私たちと契約を結んでくださいました。罪の赦しと神の祝福を私たちがただ信仰によって得るためだったのです。
( PBA制作「世の光」2012.6.20放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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