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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祈りの人ネヘミヤ / 羽鳥頼和

2012年06月02日 | Weblog
2012/6/2放送

 ペルシャの国にネヘミヤという人がいました。彼はよく祈る人でした。彼はことある毎に祈りました。旧約聖書のネヘミヤ記の1章から4章に記されている彼の祈りを見てみましょう。祖国イスラエルの都エルサレムの人々が困窮の中にあり、城壁も崩されたままであることを知らされたネヘミヤは神様に祈りました。
 
 「ああ、天の神、主。大いなる、恐るべき神。主を愛し、主の命令を守る者に対しては、契約を守り、いつくしみを賜わる方。」(ネヘミヤ記 1章5節)とまず神様を呼びました。そして次に「私もユダヤ人も皆罪を犯しました。」(参照ネヘミヤ記 1章6節)と自分たちの罪を悔い改めたのです。そして最後にネヘミヤは「神様どうぞあなたのしもべの祈りに耳を傾けてください」(参照ネヘミヤ記 1章11節)と祈りました。

 次に祈ったのはペルシャの王がネヘミヤにエルサレムに行くことを許可して、何か願うものはないか?、と聞かれた時です。ネヘミヤは神様に祈ってから王様に答えました。彼は自分に良いと思えることでもすぐに言わず神様の考えを確認しようとしたのです。

 そしてエルサレムの城壁を再建する工事の中でユダヤ人に敵対する人々が工事を妨害した時、ネヘミヤは神に祈りました。そして神が私たちのために戦ってくださるのだとの確信を得てネヘミヤは敵の前で工事を続行したのでした。

 このようなネヘミヤの祈りの姿勢から教えられることが四つあります。それは第一に、神様がどのようなお方であるかをよく知って祈る。第二に、自分がどんなものであるかをわきまえて祈る。第三に、自分に良いと思うことでも神様に祈って聞く。第四に、祈ったら勇気を持って行うということです。

 私たちの祈りは神様にああして欲しいこうして欲しいと願うだけの一方通行の祈りになってしまいやすいものですね。ネヘミヤの祈りはもっと豊かで深いものでした。ネヘミヤは祈ることによって神様の導きを受け、神様から平安と勇気を与えられたのです。そして良い行いをすることができたのです。平安をもって良い行いをすることができることこそ幸せではないでしょうか。ネヘミヤの祈りはネヘミヤを幸せにしたのです。

 あなたもそんな祈りを神様にしませんか? 神様はあなたの祈りを待っておられます。どのように祈ったらよいのか分からない方はぜひキリスト教会にいらしてください。

( PBA制作「世の光」2012.6.2放送でのお話より )

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