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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■赦しの秘訣

2010年05月15日 | Weblog
2010/5/15放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 自分を傷つけた人を赦すことは決して簡単なことではありません。 しかし、もし相手を思い遣り、心から赦すことができたとしたら、それはどれほど素晴しいことでしょうか。 創世記14章アブラムの物語から赦しの秘訣について教えられたいと思います。

 ある日、アブラムのもとに一つの知らせが飛び込んできました。 彼の甥のロトが戦争に巻き込まれ、虜にされて連れ去られた、というのです。 このロトはアブラムを傷つけた人物でした。 土地に関わる問題で目に見える豊さに心を奪われ、アブラムの思い遣りを踏みにじって豊かな地に移り住んでいった人物です。 そのロトがその地で戦争に巻き込まれ虜にされた、というのです。 自業自得と言って見捨てることもできたでしょう。 しかしアブラムはこの知らせを聞くやいなやロトを救い出すべく敵を追跡し始めた、といいます。 相手はその地方を制圧した強大な連合軍。 勝ち目などない戦いであった、と言えます。 しかしそれでもアブラムは知恵と力を尽くし戦いを展開して、とうとうロトとその財産とを取り戻してやったと言います。 

 一体アブラムはなぜ自分を傷つけたロトを赦し、命がけになってまで彼を救い出そうとすることができたのでしょうか。 それはアブラムが神様の愛、神様の赦しを知っていたからです。 アブラムもかつてはロトと同じ生き方をしていました。 神様を無視し、自分の知恵や力や目に見えるものだけを信じて歩んでいたのです。 そしてその結果、自業自得としか言いようがないような悲惨な状況に陥ってしまったのでした。 しかしそんなアブラムを神様は見捨てませんでした。 あざ笑うどころか、むしろ愛し、赦し、救い出してくださったのです。 神様の深い愛、神様の深い赦しを知らされた者としてアブラムはロトを赦すことができたのでした。 神様の深い愛と赦しを深く知るそのとき、私たちの心にも赦しの愛が満ちてくるのです。 

 聖書のことばです。 
 「神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
  エペソ人への手紙 4章32節

       (PBA制作「世の光」2010.5.15放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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