2010/5/11放送
世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日爽やかに過ごしていきたいですね。
聖書のことばを最初に紹介しましょう。 ヨハネの福音書1章12節。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」
イエス・キリストを受け入れ信じた人々は神の子どもとされる、と聖書は語っているんですね。
しばらく前ですけれども、80歳になる御高齢の方で小さな町工場の社長さんをされていた方が教会に来られました。 小柄で柔和な方でした。 この方は小さい時、自分の母親と離ればなれとなり、家庭の温もりを知らずに、おまけに継母にはいじめられながら育ってこられたのだそうです。 社会に出て一所懸命に働いて小さな町工場を建て、生活をしてこられました。 しかしいつまでも思い出されるのは母親のことでした。 仕事が一段落をした60歳を過ぎた頃からその思いは更に強くなっていきました。 母親のことを少しでも知りたい。 休みになると以前住んでいた三重県の方にまで出かけ、その消息を少しずつ、少しずつ調べていったのです。 なかなか情報が集まりませんでした。 母親の墓の場所だけでも知り、お参りしたい、と願いながら年月は過ぎていったんです。
そしてこの方が80歳になった時でした。 ついに母親の眠っているお墓の場所が分ったんです。 そして調べるうちに、何とこの方のお母さんが洗礼を受けていたということが分ったんですねえ。 お母さんが洗礼を受けていたということは、この方の心に、ああ私も教会に行ってみよう、という思いを起こさせました。 そしてクリスマスの日、初めて教会に来られたんです。
それから毎週欠かさず日曜日になると礼拝に来られ、一緒に讃美歌を歌い、聖書を読み、しばらく経った時でした。 「関根先生、洗礼を受けたいのです。」と、この方は申し出られました。 私は、イエス様が救い主であり、信じる者には永遠のいのちを与えてくださることをお話ししました。 そして天においてもお母さんと再会できる希望を語ったんです。 そしてイエス様を信じる一人ひとりは神の子どもとなるのです、とお話しました。
するとこの方は深々と頭を下げ、「ありがたいことです。 天皇陛下の家に生まれれば殿下と呼ばれます。 しかしイエス様を信じただけで天地を造られた神様の子どもと呼んでいただけるなど、もったいないほどありがたいです。」と、涙ぐみながら語り、その後洗礼を受けたんですね。 84歳でこの地上の生涯を閉じて天に帰られました。
イエス様を信じる一人ひとりはみんな神様の子どもです。 そしてその一人ひとりを神様は天の御国にまで引き挙げてくださるんです。
(PBA制作「世の光」2010.5.11放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日爽やかに過ごしていきたいですね。
聖書のことばを最初に紹介しましょう。 ヨハネの福音書1章12節。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」
イエス・キリストを受け入れ信じた人々は神の子どもとされる、と聖書は語っているんですね。
しばらく前ですけれども、80歳になる御高齢の方で小さな町工場の社長さんをされていた方が教会に来られました。 小柄で柔和な方でした。 この方は小さい時、自分の母親と離ればなれとなり、家庭の温もりを知らずに、おまけに継母にはいじめられながら育ってこられたのだそうです。 社会に出て一所懸命に働いて小さな町工場を建て、生活をしてこられました。 しかしいつまでも思い出されるのは母親のことでした。 仕事が一段落をした60歳を過ぎた頃からその思いは更に強くなっていきました。 母親のことを少しでも知りたい。 休みになると以前住んでいた三重県の方にまで出かけ、その消息を少しずつ、少しずつ調べていったのです。 なかなか情報が集まりませんでした。 母親の墓の場所だけでも知り、お参りしたい、と願いながら年月は過ぎていったんです。
そしてこの方が80歳になった時でした。 ついに母親の眠っているお墓の場所が分ったんです。 そして調べるうちに、何とこの方のお母さんが洗礼を受けていたということが分ったんですねえ。 お母さんが洗礼を受けていたということは、この方の心に、ああ私も教会に行ってみよう、という思いを起こさせました。 そしてクリスマスの日、初めて教会に来られたんです。
それから毎週欠かさず日曜日になると礼拝に来られ、一緒に讃美歌を歌い、聖書を読み、しばらく経った時でした。 「関根先生、洗礼を受けたいのです。」と、この方は申し出られました。 私は、イエス様が救い主であり、信じる者には永遠のいのちを与えてくださることをお話ししました。 そして天においてもお母さんと再会できる希望を語ったんです。 そしてイエス様を信じる一人ひとりは神の子どもとなるのです、とお話しました。
するとこの方は深々と頭を下げ、「ありがたいことです。 天皇陛下の家に生まれれば殿下と呼ばれます。 しかしイエス様を信じただけで天地を造られた神様の子どもと呼んでいただけるなど、もったいないほどありがたいです。」と、涙ぐみながら語り、その後洗礼を受けたんですね。 84歳でこの地上の生涯を閉じて天に帰られました。
イエス様を信じる一人ひとりはみんな神様の子どもです。 そしてその一人ひとりを神様は天の御国にまで引き挙げてくださるんです。
(PBA制作「世の光」2010.5.11放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。