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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心の貧しい者は幸いだ

2010年05月12日 | Weblog
2010/5/12放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。 今日からイエス・キリストの語られました八つの幸福を一つずつお話しします。 一般に八福と呼ばれています。 そこで今日は八福の一です。
 
 「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。」 マタイ福音書の5章3節

 ギリシャ語の原語ですと、「幸いである」が最初に来ています。 むしろ「幸せだよ!」「幸せだなあ!」という感動的な言い方です。 ですから「幸せだなあ! 心の貧しい人たちは。」となります。

 加山雄三という俳優で歌手の人がいます。 その人が歌う「君といつまでも」という曲があります。 その中の台詞に「幸せだなあ。 (ぼかあ)君といる時が一番幸せなんだ。」というくだりがありますねえ。 愛する者と共にいる時、愛してくれる人と共にいる時、私たちにとって至福の時です。 しかしながら私たち人間どうしの幸福は私たちの心変わりであるいは環境の変化で変わっていきます。

 しかしイエス・キリストが語られました「幸せな人」とは、神の子であるイエス・キリストが保証をしてくださる幸せなのです。 私の気持ちや感情、まわりの環境によって変化するものではありません。 イエス・キリストが「幸福な人」と断言してくださる人は「心の貧しい人」です。 
 
 心の豊かな人こそ幸せで幸福な人ではないでしょうか。 それとは全く逆の人、「心の貧乏な人」こそがイエス様には「幸いな人」と映ります。 心とは、知性と感性と意志の領域で構成されていると言われています。 「知性と知恵の乏しさ、感性の貧しさ、意志の弱さを自覚する人」、そのような人は幸いです。 豊かな知性と知恵を持ち、豊かな感性に溢れ、意志の自由を持つ、主なる神様やイエス・キリストを求めるからです。 すなわち天国はそのような心の貧しい人たちのものとなります。 主なる神様の世界、主なるイエス・キリストの世界と支配が、そのような心の貧しい人に注がれるようになるからです。 

 聖書のことばです。 
 「愛する兄弟たちよ。よく聞きなさい。神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富ませ、神を愛する者たちに約束された御国の相続者とされたではないか。」ヤコブの手紙 2章 5節

  ( PBA制作「世の光」2010.5.12放送でのお話より )

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