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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■生活の中に溶け込むために

2010年05月04日 | Weblog
2010/5/4放送

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日爽やかに過ごしていきたいですね。 

 聖書のことばを紹介しましょう。 第一ヨハネの手紙3章1節。
 「私たちが神の子どもと呼ばれるために、----事実、いま私たちは神の子どもです。----御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。

 ま、こうして聖書のことばを毎回紹介していますけれども、時々聖書のことばを聞いてもピンと来ない、何だか他人事(ひとごと)に聞こえる、ということがあるかもしれませんね。

 聖書のことばがお互いの生活の中で具体的に適応されていくためには、やはり幾つかの段階が必要だと思うんです。 それはまず、そのことを理解するということから始まるんですね。 理解したことをそして受け入れるのです。 そして受け入れるとそのことが自覚され、そして自覚されることによって具体的な生活の中にそのことが溶け込んでいくんですね。 

 例えば結婚ということについて考えてみましょう。 結婚するとどちらかの名前が変わりますよね。 誰もが知っていることですが、そのことを理解し受け入れる訳です。 結婚したその日から名前が変わる訳ですから、最初は名前を呼ばれても、えーっ?、誰のこと?、と思うかもしれません。 でもそれが毎日のように積み重なっていきますと、いつのまにか新しい苗字が自分の生活の中に溶け込んでしまいますね。 そして旧姓で呼ばれると、逆にとまどったりする訳です。

 このようにある物事が具体化され日常の中に溶け込むためには、理解され、受け入れられ、自覚がもたらされていく。 そこで生活の中に溶け込んでいくんですね。 

 これは聖書の約束のことばを受け入れて歩むことも同じなんですね。 最初は聖書が語っていることを理解し、受け入れることから始まります。 もちろん全部分からなくてもいいんです。

 聖書はあなたにこう語っています。 「神様はあなたを愛しています。 そしてあなたのためにイエス・キリストを遣わし、イエス・キリストはあなたのきたない心の罪のために身代わりとなって十字架でいのちを捨てるほどの大きな愛であなたを愛している。 そればかりか、十字架で死なれ、三日目によみがえられたイエス・キリストは、あなたと一緒に歩もうと招いてくださっている。」 このように語っているんです。 あなたはそう聞いても何だかピンと来ないかもしれませんね。 でも、いのちをかけてまで愛してくださる方がいて、共に歩もうと招いてくださる方がいるということは何と嬉しいことでしょう。 そして何と大きな励ましであり、勇気づけられることでしょう。

 まず聖書の約束を自分に語られた約束として理解し、受け入れるのです。 するとそこに新しい体験が生まれ、それが積み重なり、ヨハネが記したように、「神様はどんなに素晴らしい愛を与えてくださったことでしょう。」と、自分の人生を通して少しずつ味わいながら歩むことができるようになっていくんです。 

 (PBA制作「世の光」2010.5.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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