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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■最善の判断

2010年05月01日 | Weblog
2010/5/1放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 最善の判断とは何でしょうか。 神様を信じて歩み始めたアブラムは大きな判断ミスをしてしまいました。 創世記12章10節から13節のことばです。 
 
 さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほうにしばらく滞在するために、下って行った。この地のききんは激しかったからである。彼はエジプトに近づき、そこにはいろうとするとき、妻のサライに言った。「聞いておくれ。あなたが見目麗しい女だということを私は知っている。エジプト人は、あなたを見るようになると、この女は彼の妻だと言って、私を殺すが、あなたは生かしておくだろう。どうか、私の妹だと言ってくれ。そうすれば、あなたのおかげで私にも良くしてくれ、あなたのおかげで私は生きのびるだろう。」

 飢饉に見舞われたアブラムは豊かなエジプトに難を逃れようとします。 そしてそこで起こるであろう問題を予測し、賢く手を打ちます。 生存本能とでも言えるでしょうか、私たちの目には賢い判断であったように思えます。 しかしこの時のアブラムは、神様に信頼する、という信仰をどこかに忘れていたようです。 これでは神様などいなくても同じです。 神様を信じ、神様に信頼して生きるという歩みを始めていながら実際には神様を信頼していない。 そんな姿がそこにはありました。 

 さてアブラムたちがエジプトに入ると、エジプトの王パロが妻サライを宮廷に召し入れました。 こうしてアブラムは妻を失い、子孫の繁栄という神様の祝福も失いかけることになりました。 神様を信頼しないで行動した結果、最善とは言いがたい結果になってしまったのです。 しかしそんなアブラムに想定外の恵みが与えられます。 神様がひどい災害でパロとその家を苦しめ、アブラムのもとに妻を返してくださったのです。 難を逃れたアブラムは、人間の知恵や力だけを頼っていると取り返しがつかないことになる、ということを学びました。 最善の判断、それは神様に信頼する、ということなんですね。 

 聖書のことば
 「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」 詩篇 46篇10節 (口語訳聖書)

       (PBA制作「世の光」2010.5.1放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)

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