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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■何を握りしめて生きるのか(1)

2010年03月06日 | Weblog
2010/3/6放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。 

 何を握りしめて生きるのか、それによって私たちの人生、いや永遠までもが大きく変わる、と聖書は言います。 新約聖書ルカの福音書8章27節に、ある人物が登場します。 

 「イエスが陸に上がられると、この町の者で悪霊につかれている男がイエスに出会った。彼は、長い間着物も着けず、家には住まないで、墓場に住んでいた。

 人としての尊厳を失い、滅びへと向かって歩む一人の人の姿がここにあります。 「悪霊につかれている」と訳されているこの表現ですが、原文を直訳すれば「悪霊を持っている」となります。 受け身的な被害者と言うよりはこの人物が能動的に積極的に悪霊にしがみついていたということを聖書は示しています。

 悪霊と訳されているダイモニモンということばについて言えば、それは「唯一のまことの神ではない神々」である、あるいは「神的なもの」を意味しています。 この人物がまことの神ではないものを神とし、それにしがみついて生きていた、ということが分ります。 そしてまことの神ではないものを握りしめ、それにしがみついて生きていたその結果、この人物は尊厳を失い滅びに向かって歩んでいた、と聖書は言います。 そしてその姿にこそ私たち人間の姿が示されているように思います。

 人によってその対象は様々に異なるかもしれません。 しかし私たちは、ある人は富や名誉を、ある人は知恵や知識を、ある人は善人であるということを、ある人は自分の思いのままに生きるということを大切に握りしめて生きているのではないか、と思います。

 しかし、もし私たちがまことの神ではない、それらのものにしがみついて生きるなら、私たちはやがて滅び行くそれらのものと共に滅びてしまうことになる。 聖書はそう教えています。 間違ったものを握りしめて生きる時、私たちは尊厳を失い滅びに向かうことになる、と聖書は教えます。

 あなたは今、どんなものを握りしめて歩んでおられるでしょうか。 あなたを本当に豊かにし、尊厳と希望に満ちた永遠の歩みへと導く神様がおられます。 どうぞ神様のことば・聖書のことばに耳を傾けてください。 

       (PBA制作「世の光」2010.3.6放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)






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