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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■住民登録

2010年03月03日 | Weblog
2010/3/3放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。 今日は「住民登録」という題でお話ししましょう。 
 
 私たちにとりまして住民票があるのは当たり前になっています。 住民票があるおかげで、様々な公的援助や特権が与えられていますね。 そして何よりも自分が何者であるかの存在感を持つことができます。 それは入学、就職、結婚という人生の節目で味わうことができます。 ところで、ネヘミヤ知事の最後の仕事はバビロン捕囚から帰ってきた人々の住民登録をすることでした。 旧約聖書のネヘミヤ記の続きです。 

 さて神様はネヘミヤ知事に、町の指導者や一般市民を集めて登録をさせなさい、とお命じになりました。 ネヘミヤ知事は以前、エルサレムに帰ってきた人々の系図を見つけていました。 そこには指導者の名前、祭司の数、レビ人の数、一般市民の部族ごとの数、神殿奉仕者の数などが書かれていましたね。 系図をなくした人でユダヤ人であることを証明できない人もいました。 祭司の中にも系図を紛失して祭司の勤めに就くこともできず、祭司の食料として保証されている分配にも与(あずか)れない人々もいました。 そのような人々を含めて住民登録をして、それぞれの仕事や勤めに復帰させることが重要な仕事だったのです。 それによって人々の生活が安定し、安らかな生活を営むことができました。 住民登録を済ませると、人々は各々(おのおの)ユダの故郷(ふるさと)の町や村へと帰って行ったのです。

 ところで、今から二千年前、ローマ皇帝は住民登録をするように当時の全世界に発令しました。 ユダ族のヨセフは身重のマリヤを連れて故郷のベツレヘムへと旅をしました。 そこで全世界の救い主イエス・キリストが誕生してくる訳です。 

 救い主イエス・キリストは、私たちを天の故郷へ帰らせ、天に住民登録をさせるためにこの世に来てくださいました。 私たちを神の民として登録したいのです。 そしてこの地上においては自分が何者であるのか、自分はどこから来てどこへ行くのかを明確にさせたいのです。 

 イエス・キリストのことばです。 
 「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。」 ヨハネ福音書14章6節 (口語訳聖書)

  ( PBA制作「世の光」2010.3.3放送でのお話より )

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