2010/3/23放送
世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
新約聖書第一ヨハネの手紙2章の1節のことばを紹介します。
「もしだれかが罪を犯すことがあれば、私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。」
ちょうど5年程前になりますが、ある弁護士の方の葬儀を執り行いました。 この方は主に、ま、刑事事件を担当され、加害者の更生にも尽力された方でした。 奥様は熱心なクリスチャンで、毎週欠かさず礼拝に来られていました。 ある時、奥さんから「先生、主人の所に行って聖書の話をしてください」と頼まれたんです。 そこで私は聖書の話をさせていただくために、まあ何度かその家におじゃまいたしました。 でもまったく聖書の話など興味のないようで、その話を受け付けてくれませんでした。 またいつか伺うことにしよう、ということでまあ何年か経過してしまったんですねえ。
ある日曜日、礼拝が始まる前のことでした。 この奥さんが息を切らして私の所に来られ、「先生、大変なんです。 うちの主人がー。」と言うんですねえ。 私は、どうしたんだろうと思い、尋ねてみると、「いやあ、うちの主人が突然、『関根先生はまた来てくれるかな?』と私に聞くんです。 先生、来てくれますよね。」 こういうふうに言われたんですね。 私は「もちろん行きます。」ということで、その日の午後、聖書を持って久しぶりにおうちに伺いました。
恐る恐る聖書を開き、そして聖書の中から天地を創造された神様がいること、人間はその神様に背を向けて罪ある者だということ、そしてその罪の解決のためにイエス・キリストがいてくださるということを話しました。 一つひとつのことばに素直に耳を傾けてくれたんですねえ。 私はその時、こんな質問をしました。 「ご主人は今までたくさんの人のために弁護してこられましたよね。 でも正しい神様の前であなた自身を弁護する弁護士が必要ではありませんか。」と尋ねました。 するとこの方は「必要だ」と答えたのです。 私は聖書を開き、先ほど読んだですね、「私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。」ということばを読み、「イエス・キリストこそがあなたの永遠の弁護者であるんですよ」とお話をいたしました。 そしてその後、この方はまるで幼子のように、イエス・キリストを救い主として、人生の弁護者として心にお迎えし、洗礼を受けられたんです。
一年後、そして天に召されていきました。
人を弁護することはできても自分を弁護してくれる存在はいるのか、ご自分が病気になり、人生の終焉を迎えようとしていたこの方にとってそれは大きな問題でした。 しかしイエス様は今も変わることのない永遠の弁護者、救い主としていてくださるんですね。
(PBA制作「世の光」2010.3.23放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
新約聖書第一ヨハネの手紙2章の1節のことばを紹介します。
「もしだれかが罪を犯すことがあれば、私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。」
ちょうど5年程前になりますが、ある弁護士の方の葬儀を執り行いました。 この方は主に、ま、刑事事件を担当され、加害者の更生にも尽力された方でした。 奥様は熱心なクリスチャンで、毎週欠かさず礼拝に来られていました。 ある時、奥さんから「先生、主人の所に行って聖書の話をしてください」と頼まれたんです。 そこで私は聖書の話をさせていただくために、まあ何度かその家におじゃまいたしました。 でもまったく聖書の話など興味のないようで、その話を受け付けてくれませんでした。 またいつか伺うことにしよう、ということでまあ何年か経過してしまったんですねえ。
ある日曜日、礼拝が始まる前のことでした。 この奥さんが息を切らして私の所に来られ、「先生、大変なんです。 うちの主人がー。」と言うんですねえ。 私は、どうしたんだろうと思い、尋ねてみると、「いやあ、うちの主人が突然、『関根先生はまた来てくれるかな?』と私に聞くんです。 先生、来てくれますよね。」 こういうふうに言われたんですね。 私は「もちろん行きます。」ということで、その日の午後、聖書を持って久しぶりにおうちに伺いました。
恐る恐る聖書を開き、そして聖書の中から天地を創造された神様がいること、人間はその神様に背を向けて罪ある者だということ、そしてその罪の解決のためにイエス・キリストがいてくださるということを話しました。 一つひとつのことばに素直に耳を傾けてくれたんですねえ。 私はその時、こんな質問をしました。 「ご主人は今までたくさんの人のために弁護してこられましたよね。 でも正しい神様の前であなた自身を弁護する弁護士が必要ではありませんか。」と尋ねました。 するとこの方は「必要だ」と答えたのです。 私は聖書を開き、先ほど読んだですね、「私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。」ということばを読み、「イエス・キリストこそがあなたの永遠の弁護者であるんですよ」とお話をいたしました。 そしてその後、この方はまるで幼子のように、イエス・キリストを救い主として、人生の弁護者として心にお迎えし、洗礼を受けられたんです。
一年後、そして天に召されていきました。
人を弁護することはできても自分を弁護してくれる存在はいるのか、ご自分が病気になり、人生の終焉を迎えようとしていたこの方にとってそれは大きな問題でした。 しかしイエス様は今も変わることのない永遠の弁護者、救い主としていてくださるんですね。
(PBA制作「世の光」2010.3.23放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
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