2010/3/4放送
世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「信仰によって戦おう」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙11章24、25節から読んでみましょう。
「信仰によって、モーセは成人したとき、パロの娘の子と呼ばれることを拒み、はかない罪の楽しみを受けるよりは、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りました。」
ここに出てくるモーセという人は旧約聖書に出てくる人物です。 エジプトで奴隷状態であったイスラエルを解放した有名な指導者です。 もともとモーセはイスラエル人の家庭に生まれました。 しかし当時エジプトの王様はイスラエル人が増え拡がることをよしとせず、すべて生まれた男の子はナイル川に捨てて殺すように命じていたのです。 そんな中、神の不思議な守りによってモーセは王様の娘に助け出されて王子として育てられていきます。 モーセは王様の子どもとして扱われ、何一つ不自由のない暮らしの中で成長しました。 しかしやがて大人になって自分がイスラエル人であることを知り、同胞のイスラエル人が奴隷として苦しめられている状況を目の当たりにした時に、モーセは王宮の暮らしを捨てて、奴隷とされていたイスラエル人と共に生きることを決意していきます。 実に立派でなかなか出来ることではありませんね。 そして聖書は、このモーセの勇気ある行動を信仰の行為であると評価しています。 普通なら安定や楽しさを求めて生きていく所を、信仰によってわざわざ苦しい道を選び取り、戦いながら生きていたという訳ですね。
人生に苦しみや戦いは当たり前にあるものです。 大切なことは、そこで信仰をもって前向きにそれを受けとめていくかどうかです。 私たちの心には、どうしても苦しいことを避けたい気持ちがあります。 そこで我慢しろという訳ではありません。 単なる我慢には何も生み出されません。 しかし神の善なることを信じ、神の導きを信じてあえて苦しい道を選び取っていくならば、そこには必ず祝福があります。 実際、モーセの信仰は彼と彼の民、イスラエル人に救いをもたらしたのです。 彼らはエジプトを脱出し、新しい土地へと旅立ちました。 神の導きを信じてどんな苦難にも前向きに当たっていきたいものです。
(PBA制作「世の光」2010.3.4放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「信仰によって戦おう」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙11章24、25節から読んでみましょう。
「信仰によって、モーセは成人したとき、パロの娘の子と呼ばれることを拒み、はかない罪の楽しみを受けるよりは、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りました。」
ここに出てくるモーセという人は旧約聖書に出てくる人物です。 エジプトで奴隷状態であったイスラエルを解放した有名な指導者です。 もともとモーセはイスラエル人の家庭に生まれました。 しかし当時エジプトの王様はイスラエル人が増え拡がることをよしとせず、すべて生まれた男の子はナイル川に捨てて殺すように命じていたのです。 そんな中、神の不思議な守りによってモーセは王様の娘に助け出されて王子として育てられていきます。 モーセは王様の子どもとして扱われ、何一つ不自由のない暮らしの中で成長しました。 しかしやがて大人になって自分がイスラエル人であることを知り、同胞のイスラエル人が奴隷として苦しめられている状況を目の当たりにした時に、モーセは王宮の暮らしを捨てて、奴隷とされていたイスラエル人と共に生きることを決意していきます。 実に立派でなかなか出来ることではありませんね。 そして聖書は、このモーセの勇気ある行動を信仰の行為であると評価しています。 普通なら安定や楽しさを求めて生きていく所を、信仰によってわざわざ苦しい道を選び取り、戦いながら生きていたという訳ですね。
人生に苦しみや戦いは当たり前にあるものです。 大切なことは、そこで信仰をもって前向きにそれを受けとめていくかどうかです。 私たちの心には、どうしても苦しいことを避けたい気持ちがあります。 そこで我慢しろという訳ではありません。 単なる我慢には何も生み出されません。 しかし神の善なることを信じ、神の導きを信じてあえて苦しい道を選び取っていくならば、そこには必ず祝福があります。 実際、モーセの信仰は彼と彼の民、イスラエル人に救いをもたらしたのです。 彼らはエジプトを脱出し、新しい土地へと旅立ちました。 神の導きを信じてどんな苦難にも前向きに当たっていきたいものです。
(PBA制作「世の光」2010.3.4放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。