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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心くじけて思い悩む時

2010年03月22日 | Weblog
2010/3/22放送

世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、『一羽の雀』という非常にキリスト教会の中では皆さんから親しまれているよく歌われている歌があるんですねえ。 で、その一番最初の出だしは「心挫けて思い悩み などて寂しく空を仰ぐ」というところから始まっていくんですねえ。 で、本当にこう心くじけて思い悩んで、もう寂しい思いで、というふうなそんなようなとき、そういうような人たちに語りかけて、でも神様は一羽の雀でさえもちゃんと顧(かえ)りみていてくださるんだから、あなたのことをも神様は顧みていらっしゃいますよ、という慰めの讃美な訳ですねえ。 

 で、これはもちろん聖書からとった歌な訳ですけれども、マタイの福音書の10章のところにイエス様がお話されたお話の中にこういうのがあるんですねえ。 「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。・・・だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」(マタイ 10章29、31節)っていうふうにイエス様がお話されたんですねえ。 

 で、この1アサリオンというのは、その当時の最小の貨幣だったんですね。 ですから一番小さな単価のそのもので二羽、その一番小さな単価のお金で買うことができる、っていう訳で、一羽ではなくって二羽まとめてっていうふうなそういう買われ方をする「二羽の雀」 その中の一羽でさえも、というのが、このま、ミソなんですね。

 ですから私なんかどうせ、っていうふうな、私の存在なんかどっちでもいいのだと思ってしまうような自分自身の存在価値に疑いを持ってしまうような、それが人間を一番寂しくさせることだと思うんですけれども、実はたといそういうふうな、もう一羽おまけだ、というふうに言われているおまけのような一羽でさえも神様は決してお忘れになってはいない。 ましてや雀よりもはるかに優る私たち人間を神様が顧みてくださらないはずがない、ということですね。 

 今日も覚えて欲しいと思うんです。 神様は一人びとりを本当に「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」(イザヤ書 43章4節)として、尊い存在として愛しておってくださるということを覚えていただきたい、そう思うんですねえ。

  ( PBA制作「世の光」2010.3.22放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ




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