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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■成長の秘訣 (2) 忍耐

2010年03月25日 | Weblog
2010/3/25放送

世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「成長の秘訣 その2 忍耐」です。 それでは、聖書の中のヘブル人への手紙12章1節から読んでみましょう。 

 「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。

 前回は信仰を成長させるための第一の秘訣として、捨て去ることについてお話ししました。 「捨て去る」というと何か損をするような気持ちになったりしませんか? しかし聖書が勧めているのは、神様から私たちの思いを遠ざける思いわずらいを捨て去ること。 世の中のものに執着しすぎることから解放されることですね。 

 さて今日は、信仰を成長させる第二の秘訣、「忍耐を持つこと」についてお話ししましょう。 忍耐が足りない。  これが私たちの最大の問題です。 けれども私たちは忍耐を学ばなくてはなりませんし、忍耐を養う訓練を必要としています。 

 先日、娘と話していましたら、おもしろいことを言っていました。 「100回たたくと壊れる壁があるんだけど、何回たたいたらよいか分からないから、90回たたいて結局壊れないと思ってあきらめてしまうことがある。 そんな話を聞いた。」というのです。 なるほど、あともう少しやってみようという粘りが必要なのに、その粘りがないから今ひとつ成長しきれない、突き抜けられない、ということがあるのではないでしょうか。 

 人は失敗すると、意気消沈・落胆するものですねえ。 困難な状況ではへたりこんでしまいやすい。 しかし挫折や失敗に流されず、神のみことばに信頼を寄せて信仰の歩みを淡々と進めていくことが大切です。 牢獄に閉じ込められたような絶望感を味わう時には、旧約聖書に書かれたヨセフの物語を思い起こしましょう。 また激しい憎しみと敵意の目にさらされて辛(つら)いと思うときは、サウルに命を狙われ逃げ隠れしたダビデの物語を読んでみましょう。 彼らはいずれも忍耐によって信仰を深め強くし、勝利をつかんだ人々です。 他にも忍耐によって信仰を成長させた多くの例が聖書にはあります。 もう駄目だ、気力も失せた、と思われるときにこそ聖書を手にして、あと少し粘ってみたいものですね。 

  ( PBA制作「世の光」2010.3.25放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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