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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■もはや思い出さない

2010年01月07日 | Weblog


世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「もはや思い出さない」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙10章17節から読んでみましょう。

 「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない。

 プロテスタント教会には信仰者が受ける宗教的な儀式に二つのものがあります。 バプテスマ式と聖餐式です。 バプテスマ式は洗礼式とも言われ、いろいろな形式がありますが、公に信仰告白をした際に水に全身を浸す形で行われます。 三つの意味があると言われます。 

 一つは、古い罪深い自分に対するお葬式です。 水に全身を浸すのはまさに土に葬り去ることの象徴です。

 二つめに、イエスの弟子入りとなる入学式です。 クリスチャンらしくなってからバプテスマを受けたいという人がいますが、バプテスマを受けることがクリスチャンらしい最初の一歩なのです。 

 最後に、結婚式。 イエス・キリストが私たちとどんな苦労も一緒に乗り越えていく、あなたを見捨てずあなたのそばを離れない、と堅い約束をしてくださる時です。 

 このようなバブテスマという儀式を受けて自他共にクリスチャンであることを認め、信仰の歩みをスタートさせるのですが、それはまさにスタートであって終わりではありません。

 ですからその先にはいろいろな歩みがある訳です。 ある時はクリスチャンらしからぬ言動をしてしまった。 失敗したと思うことがありますし、あとから昔こんなことをしていたっけ、と古い過ちに気付かされて後悔させられたりすることもあるでしょう。 あるいは不本意な出来事があって神様に背を向けてしまう気持ちになってしまうこともあるでしょう。

 そのような時に、私たちはクリスチャンとして失格である、 クリスチャンとしてはもう先に進めないと考えるべきであるでしょうか?

 そうではありません。 実はもう一つの宗教儀式である聖餐式は、そんな間違いやすい私たちのために備えられている恵みの手段なんです。 まさにヘブルの著者が言うように、「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない。」という神の恵みのことばを味わう時で、神が私たちの不真実にもかかわらず私たちを愛してくださっていることを確認する時なのです。

 神は信じる者を最後まで守り、祝福されるお方です。 あなたもこの神に信頼して歩んでみませんか? 
 
  (PBA制作「世の光」2010.1.7放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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