世の光の時間です。 新年あけましておめでとうございます。 岩井基雄です。
この新しい年、私もぜひ皆さんと一緒に、神様にある希望を心に抱いて歩んでいきたいと願っています。 今年もどうぞ宜しくお願いします。
今日から、有名な詩篇の23篇を少しずつ御一緒に学んでいきたいと思います。 今日は23篇の1節です。 お聞きください。
「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」
今日はこの前半です。 「主は私の羊飼い。」とあります。 これはイスラエルの王ダビデが歌った詩篇です。 王となる前にダビデは羊飼いでした。 ですから彼は羊飼いがどんな重労働であるかを良く知っていました。
羊の命を文字通り命がけで守り、臆病でわがままな羊の食事また大切な水を与えるために、羊飼いは大変な労働をするのです。 また羊には個性があります。 一匹いっぴき特徴も問題も異なります。 そしてそれに応じた対応をするのです。
その大変さを知っているダビデが人生のどこかの時点で、ある重要なことに気がついたのです。 自分は羊のために労苦してきた、危険な目にも遭い、泥まみれにもなってきた、しかしふと気がつくと神様が私のためにそのことをしてくださっていたのだ、と。 そこからこの詩篇が生まれたのではないでしょうか。 そうだ、神様は私の羊飼いなのだ。
神様はあなたにとっても素晴らしい羊飼いなのです。 私たちは羊のように臆病で自己中心で目先のことしか見えず、迷いやすく、周りの影響を受けやすいものです。 しかし、私たちの一人ひとりの状況を、また心の中にある叫びもうめきも全部知っていてくださる神様が、あなたが平安で今日も生きることができるように、あなたの知らない所で豊かに豊かに働いてくださっているのです。
この一年、あなたも本当の羊飼いである神様があなたのためにどのようなことをしてくださったのか、学び続けてみませんか? 聖書はあなたへの神様の愛で満ちているのです。 主はあなたの羊飼いなのです。
それではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2010.1.1放送でのお話しより)
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