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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■招かれざる客

2010年01月06日 | Weblog

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は「招かれざる客」という題でお話ししましょう。 旧約聖書のネヘミヤ記の続きです。

 さてネヘミヤは神様のおかげと王様の好意で警護の将校や騎兵に護られながらユーフラテス川の西岸まで来ました。 そして西岸地区の知事に王様からの手紙を渡したのです。 

 ところがネヘミヤが来たことを知り激怒した人物がいました。 サンバラテと役人トビヤです。 この二人はイスラエル人に手を貸そうとする者を目の仇にして容赦しなかったからです。 ネヘミヤは招かれざる客だったのですね。 

 そんなことは知らずネヘミヤはエルサレムの町に着きました。 その三日後、ネヘミヤは親しい者だけを連れて夜、こっそりと抜け出しました。 神様が心に示してくださったエルサレムに関する再建計画は誰にも話していなかったからです。 彼はロバに乗り、他の者は歩きました。 崩れた城壁、焼け落ちた門を調べました。 この計画は政府の役人や宗教関係の要人にも実際の工事にあたる人々にもまだ打ち明けていなかったのです。

 しかし今やネヘミヤは人々に呼びかけました。 「諸君、このエルサレムの町の惨状に目を向けてください。 荒れ果てたままで門は焼け落ちている。 さあ、もう一度エルサレムの城壁を築こうではないか。」 町の人々の反応はすぐにありました。 「さあ、城壁を建て直そうじゃないか。」 こうして工事が始まったのです。

 ところがこの話を耳にしたサンバラテと役人トビヤたちはせせら笑いました。 そして抗議したのです。 「何をするって言うんだ。 王様への反逆だ。」 ネヘミヤは答えました。 「天の神様がお助けくださいます。 神様にお従いしている私たちは必ずこの城壁を再建してみせます。 口出しをしないでください。」 

 さて、何かを再建することは必ず反対や困難を伴うでしょう。 事前の準備、人々の協力も必要です。 そして何よりも天の神様の助けが必要ではないでしょうか。

 聖書のことばです。
 「わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。 わが助けは、天と地を造られた主(神)から来る。 主はあなたの足の動かされるのをゆるされない。」 詩篇121篇1~3節 (口語訳聖書)

  ( PBA制作「世の光」2010.1.6放送でのお話より )

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