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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■天からのしるし

2010年01月26日 | Weblog

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。 

 新約聖書の福音書を読みますと、イエス・キリストが行われたたくさんの奇跡が記されています。 病む人を癒したり、嵐を静められたり、大勢の人にパンを分け与えたり。 ま、イエス様は御自分が救い主であることを示すために、たくさんの奇跡を行いました。

 しかし当時の宗教家たちはイエス様に批判の目を向けて行ったんですね。 ある時彼らはこう言っていました。 「イエスよ、私たちの前で天のしるしを見せてください。」 ま、要するに、目を見張るような奇跡を見せてくれ、と言ってきたんですね。

 しかし彼らは実際にイエス様が病人を癒されたのを目撃していましたし、ほんの少しのパンを用いて何千人の人たちにパンを分け与えた食事の奇跡も知っていました。 ところが彼らはその奇跡を見ても、「どうせイエスは悪魔の親分だ。だから自分の子分を追い出して病気を癒しただけだろう。」と言ったんです。 彼らは実際に奇跡を見ても、的外れなことを主張するだけでした。 彼らは何を見ても悟ろうとしなかったんですね。

 どうでしょうねえ、見たら信じる、という人は今でもたくさんいますよね。 ところが実際にイエス様によって変えられた人を見ると、いやあそれは偶然でしょう。 それはイエス・キリストの働きではなく何か別の働きですよ、と反応し、イエス様の働きを素直に認めようとしないということが時々あるんですね。 とても残念なことです。 

 でも逆に、小さな小さな出来事の中にイエス様の癒しを見、イエス様の働きを見ることができる人は何と幸いなことでしょう。 朝、降り注ぐ太陽を見て、神様の偉大さを知ることができる人生は何と豊かな人生でしょう。 夕方、赤く染める夕日を眺め、神様の恵みを知ることのできる人は何と麗しい人生でしょう。 小さな愛のわざの中に主の働きを見ることのできる人生は美しいと思いませんか? 

 こんな詩がありました。

「 人は神にしるしを求めた
  日毎に太陽は真珠色の中に昇り 真紅の中に沈む
  夜毎に星ぼしは輝かしい装いで現われ
  朝毎に乾いた草は露に覆われ
  小麦もぶどうも実りを忘れない

  にもかかわらず彼は何のしるしも見なかった   」

 あなたもしるしを見ることができないと考えているかもしれませんね。 しかし日常の小さな出来事の中に神様のしるしは現わされていることをぜひ知ってください。 イエス様の恵みは毎日まいにちあなたの人生に降り注いでいるのですから。 

 (PBA制作「世の光」2010.1.26放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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