世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
今日も最初に詩篇121篇のことばから紹介いたします。
「主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。」(7節)
神様はあなたを守る、と聖書では約束しています。そしてその守りはすべてのわざわいからあなたを守るのだ、と教えているんです。本当でしょうか。
「いやー、私の知り合いは先日交通事故に遇いましたよ、病気にもなりましたよ、会社が思うように行かず倒産してしまいましたよう・・・。数え上げたらきりがないほど人生には災いと思えるようなものが襲ってくるではありませんか。」 こう反論されるかも知れませんね。
イエス・キリストもこう言われました。「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネの福音書 16章33節)
イエス様だって患難があるって言っているではありませんか。どうしてすべての災いから守られるなんてことが信じられるでしょう。そう考えますか? ちょっと待ってくださいね。ようく読んでください。すべての災いが起こらない、とは書いてありません。災いがあるけれどもすべての災いからあなたを守る、と聖書は教えているんです。
私は病の中にあっても現実の困難の中に直面していても守られている多くの人を知っています。確かにこの世にあっては病があるし事故もあるし、突然の悲しい出来事も襲います。これは誰であっても例外なしです。しかしそうした悲しみや困難と思える出来事の中にあってもしっかりと希望を告白し、守られて生かされている人もいっぱいいます。
私の妹は、今ふたりの子どもがいます。しかし下の子は障碍を持って生まれました。妹にとってそれは大きな悲しみであり、辛い出来事でした。しかし一緒にその子と生活していくうちに、その子のありのままを受け入れ、神様が与えてくださった大切な存在として受け入れ、今は笑顔が絶えない家庭を築いています。
氷点などの小説を書いた作家・三浦綾子さんは、それこそ病気の問屋のように次から次へ病を背負っていきました。しかし病の中でキリストの愛を、神の愛を多くの人に伝える執筆活動を生涯続けて来られたんです。神様の守りなくしてできることではありませんよね。
聖書はイエス・キリストに信頼する者は失望に終わらない(ローマ人への手紙 10章11節参照 、ペテロの手紙第一 2章6節参照 )、と書かれています。ですから人生に失望はあります。しかし失望に終わらせない神様の守りがあることを教えているんです。神様に守られて生きるということは、何と大胆なそして積極的な生きざまでしょう。あなたもこの神様の守りの中に生かされていきませんか?
( PBA制作「世の光」2008.1.29放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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