世の光の時間です。お元気でしょうか? 村上宣道(のぶみち)です。
えー、聖書の中に詩篇の37篇という所ですけれども、こういうことばがあります。
「人の歩みは主によって定められる。主はその行く道を喜ばれる。たといその人が倒れても、全く打ち伏せられることはない、主がその手を助けささえられるからである。」(23節、24節 口語訳)
えー、私はこのことばによって励まされたことがしばしばなんですねえ。で、ここには、「たといその人が倒れても、全く打ち伏せられることはない」ということばがあるんですけれども、私たちはしばしば倒れる、失敗する。もしかしてもう立ち上がれないだろうか、と思うようなそういう場面に直面することってある訳ですねえ。でもこの聖書のことばにあるように、たとえ倒れても全く打ち伏せられることはない。そこには、その手を助け支えられるお方がいるからだというこのことばに本当に励まされる訳ですけれどもね。
イエス様のお弟子さんでペテロという人がおりましたね。この人は本当によく失敗をする人でした。(彼は)ある時には波の上を歩いてというふうな、そんなびっくりするようなことをできたこともあったんですけれども、でも波を見て風を見て沈んでしまって「助けてください!」って。その時にイエス様が手を差し伸べてそのペテロを引き上げてくださったという所が(聖書に)ありますね。
私たちも、しばしば沈んでしまいそうな時に、手を差し伸べてくださるお方がいる、ということを知ることは幸いなことだと思いますねえ。
もう今年も新しい年を迎えたと思いましたら、間もなくこのひと月、一月が終わろうとしていますよね。考えてみますと、このひと月の間にも、うーん、初め考えていた計画とは違うなあ、というような、そういう失敗もあったかも分かりません。これからも私たちの歩みの中には失敗したりですね、様々なことがあるかと思うんです。
でもある人が言っていますように、失敗というのは諦めてしまう時に起こるんだということ。また私たちの人生には、もし私には失敗なんてことはないという方がいたらその人こそ人生の失敗者だというふうな言い方もあります。ですから、失敗はつきものかもしれませんけれども、その失敗を通してもっと素晴らしいものをそこから得ることができると前向きに受けとめてですね、決して倒れたまま失敗のままでは終わらない、ここから得るものがあるのだと、そこに手を差し伸べてくださる主を信じて頑張っていきたい。そう思いますね。
( PBA制作「世の光」2008.1.28放送でのお話しより)
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