新年おめでとうございます。世の光の時間です。羽鳥 明です。新しい年も、世の光、宜しくお願いします。まずお便りを御紹介しましょう。北海道札幌市にお住まいの込堂牧師からいただきました。
---- 主の御名を讃美します。HBC(北海道放送)ラジオ「世の光」で時々先生のバイブルメッセージをお聞きしています。懐かしいです。お体に気をつけてお励みください。----
私の(責任を持っていた)神学校の学生だった方からのお便り、立派に主の教会を牧会しておられる方、嬉しい限りです。今年もどうぞ宜しく。
さ、今年初めての福音の四季です。題は、「年の最初の月」です。旧約聖書 出エジプト記12章1節、2節からお読みします。
「主は、エジプトの国でモーセとアロンに仰せられた。『この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。』」
ユダヤ人の年の始め、正月の起こりのお話です。太陽暦の正月と違いますが、神様が言われたイスラエルの正月・年の始めとされたのは、イスラエルがエジプトの地で奴隷として辛苦の年月を送っていたのに、モーセをお用いになり、60万人の全イスラエルの民をパロの圧制から逃れさせられました。神様でなければできない奇跡の連続の救出でした。ですからこの時をイスラエルの年の始めとするように命じられ、これが一番大切な過ぎ越しの祭りの時として定められたのです。
過ぎ越しの祭りの意味は、ユダヤ人に大切な祭りというだけではなく、実は私たちのためにも大切なことでもあったのです。彼らは命じられて一歳の雄羊を殺してその血を二本の門柱とかもいに塗り、そしてその夜のうちに国を逃げ出しました。この殺された子羊こそイエス・キリストの十字架のひな形であり、この流されたその血潮によって私たちが救い出されるということのしるしでもあるのです。
聖書のことば
「これをあなたがたの年の最初の月とせよ。」
旧約聖書 出エジプト記12章2節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2008.1.2放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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