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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いつも前向き

2005年10月24日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 えー、高齢化社会を迎えて、いかに健康を管理し若さを保つか、ってこのことへの関心は異常なほど高まっていますよねえ。

 えー、健康を保つことはもう一種の宗教になっているんじゃないかって、ある人が言ってましたけど、そんな気がするくらいですけれど。まあそれは、死んだらおしまい、この世がすべてと考えているからっていうこともあるんじゃないかなあと思うんですけれども。まあしかし、いくら健康に気をつけて若さを保つことに一生懸命になっても人はいつかは年をとって病気になって死んでいきますよねえ。
 
 日本人は人の年齢に非常に関心があって、すぐおいくつですかって聞くって言うんですけど、ある人が言ってましたけれどその理由は、人に歳を聞いて自分より上だって思うと、あっこの人は自分より先に逝くんだろうって優越感を持つためじゃないかって言ってましたけど。

 それはどうか分りませんが、今熟年の中で一番まあ注目の的、あこがれの人ってのは日野原重明先生じゃないかと思うんですねえ。93歳でありながら先生の手帳には、3年先までの講演の予約で一杯だって言うんですからすごいですねえ。えー、なぜあんなに若々しいのかって言われると、前向きに生きておられるからだっていうふうに言われるそうなんですけどねえ。前向きに生きられるってのは前途に希望があるからですよねえ。先生御自身が健康を管理しながらも、そして3年先までのちゃんと予約がするくらいですね、いつも前の目標に向かってこう歩んでらっしゃるからだということが言えるだろうと思いますし、同時に日野原先生は牧師の息子で、そしてクリスチャンですね。ですから、永遠のいのちを信じてですね、この世がすべてではない、そして死は終わりではない、という生き方がその根底にあるからだと思うんですね。何歳になっても希望があるということですね。

 で、先生に限らず、こう前向きに生きている人は70歳でも80歳になっても今が一番若いというふうな。そしていつも前のものに向かって目指して歩むというそういう生き方がその人の中にあるならばそれは年齢と関係なく若さを保つことができるのではないかなというふうにまあ自分に言い聞かせたりしている訳なんですけれどもね。パウロという人が言ってるんですね。もう自分はあるものを捕らえたなどとは思っていない、いつでもひたむきに前のものに向かって進んでいるっていうふうに言っていますけれども、私たちはそういう前向きの生き方っていうのをいつも持っていきたいと思いますし、永遠の希望を持って歩んでいきたい。そう思います。

 ( PBA制作「世の光」2005.10.24放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。




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