世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。
えー、人生にはいろんな生き方があると思いますけれども、ある方がですねえ、四つの生き方があるんじゃないかって言っておられました。
一つはマイナスからマイナスの生き方。今まで一つも良いことはなかったから、これからも良いことなんかあるはずがないって考えて生きる人って言うんですねえ。えー、これではもう自分から進んで不幸に当るようなもので夢も希望もない人生を送ることになるんじゃないかなあというふうに思う訳ですけれども。
もう一つはプラスからマイナスの生き方をする人というので、今は何不自由のない生活だけれども将来何か悪いことが起こるんではないかと不安でしかたがないとまあ考える人っていうんですねえ。えー、幸福の絶頂にあった一人の奥さんが自殺をして、そしてその遺書にですねえ、「今は最高の幸せです。でも将来主人が亡くなったり、子どもに何かがあったり、この幸せが一瞬のうちにふっとんでしまうということが起こったらどうしようと思うと、将来が不安で不安でしかたがない。」って書いてあったって言うんですねえ。何かもったいないような感がするんですが、プラスからマイナスの生き方をする人って言うんですね。
三番目はマイナスからプラスの生き方って言うんですけれども、それは、今は駄目だが将来きっと良くなる、とまあ頑張って生きるって。この生き方の人が一番多くて、また真面目な人にこのタイプの人が多いというふうに言われるんですけれども、でもですね、この生き方では、今は駄目っていう所から出発するもんですから、いつまでたってもそのー満足感がなくて、幸せにはなれないんじゃないかというようなことも言われたりする訳なんですねえ。
で一番幸せなのは、プラスからプラスの生き方だという訳なんですけれども、今も幸せ、将来はもっと幸せになると信じてプラス思考で生きる人。聖書の中にですね、「万事を益にしてくださることを私は知っている。」ということばがローマ書の8章の28節という所にあるんですけれども、必ずしも現状が良い方向にあるとばかりは言えないとしても、しかし背後に私を愛しておってくださる神がおられる。その神が私にへたをなさるはずがない、必ず最善にしてくださると考える時に、今もプラス、これからも必ずどのようなことがあってもそれを最善に変えてくださるというそういう信頼の中でですねえ生きることができるならば、今を感謝して、そして将来をも感謝して信頼して生きることができるというプラスからプラスの人生、これが一番幸いな人生だと思うんですねえ。
( PBA制作「世の光」2005.10.10放送でのお話しより )
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