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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

猪瀬知事 五輪招致で不適切発言!?

2013-04-30 21:05:32 | スポーツ
他候補都市、批判の意図ない…猪瀬知事が反論(読売新聞) - goo ニュース

どんな立場でもトップセールスと言うのは両刃の剣の様です。
猪瀬東京都知事が連休前にNYに行って市長と会っていました。
単純な浜爺は「猪瀬知事が都営地下鉄の24時間運航を都庁の職員や組合員に印象付けるため、すでに実施のNY市を訪問」下とばかり思っていました。
もっともそれだけでは連休前にNY訪問は費用対効果が悪いですよね。序に2020年の五輪招致のロビー活動を実施したとか?!
五輪招致をNYでやる優位性はなんだったのでしょう。
判りません??

善意で考えればNYも米国の東海岸にありますからつい先日起きたボストンのテロについていろいろ見聞きする機会が多かったのだろうと思います。でもホームグロウン(自国製のテロ)と呼ばれる自国民或いは自国に永住権などのある人間によるテロですから海外から入り込んテロを行うでやり方とテロの質が変わってきているんですね。
この辺りの情報刷新の能力に猪瀬知事とその幕僚部はかけていた様に思えます。
猪瀬知事は会見の最後に一寸語った部分がと当初言い訳に勤めていましたが後に誤った発言としてその部分は撤回した様です。
仮に猪瀬知事がイスラムに対し当初語った考えを持っているとしても、五輪招致の文脈の中でイスタンブールやスペインの施設の建設遅れやイスラム諸国に言及してはIOCの憲章に違反しているとみられるのは仕方が有りません。

トップセールスの失敗の典型ですね。残念です。
どうなりますか? しばらくは見守るしかありません。


写真:猪瀬東京都知事

読売新聞:
米紙ニューヨーク・タイムズが猪瀬直樹・東京都知事とのインタビューの中で、2020年の夏季五輪招致を巡って国際オリンピック委員会(IOC)が禁じた、他の立候補都市の批判や比較をし、イスラム諸国について「互いに争ってばかり」などと発言したと報じた。

 これに対し、猪瀬知事は29日、「他の立候補都市を批判する意図はまったくない」と反論するコメントを出した。

 同紙の27日の記事では、猪瀬知事が立候補都市のイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)を念頭に「社会基盤や洗練された競技施設をまだ建設していない二つの国と比べてほしい」と言及。さらに、「イスラム諸国が唯一、共有しているのはアラーだけで、互いに争いばかりしている」と語ったという。
(引用終わり)


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2 コメント

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Unknown (RYU)
2013-05-01 17:44:38
管理人様、コメントありがとうございます。ご健勝でなりよりです。この東京都知事の発言は、イスラム圏をライバル視しているから、出たのでしょう。かつての中東の盟主であるトルコが、アラブの春によって、宗教的連帯に回帰するか、各国が自由な意志をもって、それぞれ歩みを進めるか、の境界にあり、トルコの重用こそが、右派的な動きに繋がるのではないかと思います。かといって、東京を推しているわけではないのですが、東京は政治色の無い、選択肢を提示して欲しいわけで、インタヴュー後の一言なのは、したたかに言質と取ろうとした、猪瀬さんのミスではないかと思います。
かなり本音の様です (浜の偏屈爺)
2013-05-04 12:22:40
RYU様 今日は 猪瀬知事はイスラム発言を撤回したはずですが国内の記者会見では心底謝罪して撤回した風に見えませんでした。その思いをツイッターに「自分の敵と味方が判った」と書き込みそれを又記者に突っ込まれると話を蒸し返すなと会見を打ち切ろうとしてました。イスラム世界に対する確固たる誤解か偏見があるようです。

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