王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

18日 漫画村に「一貫して積極的に関与」認定、元運営者の星野路実氏に賠償命令…「逃げ切ります」

2024-04-20 08:34:59 | ビジネス
【18日東京地裁で”海賊版サイト「漫画村」で漫画を不正に公開されて損害を被ったとして、出版大手のKADOKAWA、集英社、小学館の3社がサイトの元運営者に計約19億2960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があった】件に関しマスコミ各紙が報じた際に、敗訴した人を元運営者と記したまま、名前を記さない事に違和感を感じた事を19日に一寸感想を書きました。
その初報から半日過ぎて、以下の読売新聞オンラインのニュースを見つけました。この記事では元運営者を「星野路実氏(32)」と明示しました。その一方で「裁判後、マスコミの取材に対し”星野氏は「根拠を無視した判決で残念だ」と述べた。控訴については「検討中」としつつ、「自分には財産がないため、お金を取るのは難しい」「反省はしていない。逃げ切ります”と記して居ながら写真が有りません」。記者会見すれば写真は載るべきとのルールは有りませんがね! その記事と並んで日テレニュースの記事は同じ内容を扱いながら「立派な顔写真」を載せながら元運営者と有るだけで「星野路実氏」の名前は有りませんでした。この違いは何によるものなのですかね? この日テレのニュースのお陰で、浜爺がネットから拾った星野氏の顔写真が日テレの物だった事が判りました。
しかし、何で星野氏の名前を明示せず元運営者に拘るのか? その理由が判りません! 出版大手に対する忖度の様な物が働いているのでしょうか?
「ああそうだったのか! なるほどな!」と細かい事に拘る年寄りでした。

写真:星野路美氏の顔写真(日テレニュースから)

読売新聞オンライン:
海賊版サイト「漫画村」で漫画を不正に公開されて損害を被ったとして、出版大手のKADOKAWA、集英社、小学館の3社がサイトの元運営者・星野路実氏(32)に計約19億2960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。杉浦正樹裁判長は「原告の出版権などが侵害された」として星野氏に計17億円超の支払いを命じた。
 原告側によると、著作物の権利を巡る民事訴訟では過去最大の賠償額とみられる。星野氏は控訴を検討中としている。
 漫画村は2016年に開設され、18年4月の閉鎖までに7万冊以上の作品が無料公開された。月間のアクセス数は最大約1億で、当時は国内向けとしては最大規模の海賊版サイトだった。出版社側は「ONE PIECE」や「キングダム」など人気の高い17作品を賠償請求の対象とした。
 訴訟で星野氏は「サイトの運営者ではない」などと主張したが、判決は「開設当初から閉鎖に至るまで、サイトの管理や運営に一貫して積極的に関与していた」と認定。他の関係者と共に、ユーザーの求めに応じて作品を無断で閲覧できるようにしていたとし、「原告の出版権や独占的利用権が侵害された」と述べた。
 その上で、ユーザーが作品を自身の端末に保存することも可能だったことなどから、「電子配信された作品を購入したのと同じ状態だった」として、各作品の販売価格や平均閲覧数から損害額を算定。星野氏に対し、小学館に約9億円、集英社に約4億2900万円、KADOKAWAに約4億円を賠償するよう命じた。
 原告側は判決後、東京都内で記者会見し、「訴訟は海賊版サイトの問題を広く訴える契機になった。作品を守り抜くため今後もあらゆる対策を講じていく」などと述べた。
 星野氏は21年6月に著作権法違反などで懲役3年などの実刑が確定し、服役したが、現在は再審を請求している。判決後に報道陣の取材に応じた星野氏は「根拠を無視した判決で残念だ」と述べた。控訴については「検討中」としつつ、「自分には財産がないため、お金を取るのは難しい」「反省はしていない。逃げ切ります」などとも話した。
(引用終わり)



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