王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大阪のビル放火殺人事件、谷本盛雄容疑者が入院先で死亡 動機などの全容解明困難に

2021-12-31 09:37:06 | 社会
昨日30日夜10時過ぎの配信です。
大坂のクリニックで起きた放火事件の、ここをクリック⇒谷本盛雄容疑者(61)が30日午後7時5分、入院先の病院で死亡した事が確認されました。
これで谷本容疑者の刑事責任を問うことはできなくなり、動機などの全容解明も見込めなくなりました。
事件後、大阪府警が身柄拘束前に容疑者の名前を公表した時から、「一酸化炭素中毒が重篤で死亡を念頭に異例の措置をしたのでないか?」とは思っていました。これで被疑者死亡で、殺人と現住建造物等放火容疑などで書類送検し、大阪地検が不起訴ですね。真実は被疑者の口から語られる事無く幕引きです。
亡くなった25名と尚意識不明の1名の無念はいかばかりでしょうか?
損害賠償金は単純に考えても何十億円でしょうが、請求先はあいまいになってしまいました。
何とも身勝手な行動に怒りの向け先がないのに、また怒りがこみ上げます。
京アニの無差別殺人に始まって夏の電車内、放火殺人やこの大阪クリニック放火事件の様な個人的テロ行為に対する被害者の保証をどう救済してゆくのか?議論しなければいけない嫌な時代になった事は間違え有りません。
改めて25名の被害者の方の冥福をお祈りします。  合掌

写真:谷本容疑者(ネットより)

読売新聞オンライン:
 大阪・北新地のクリニックで起きた放火殺人事件で、一酸化炭素(CO)中毒による蘇生後脳症と診断され、意識不明の重体だった谷本盛雄容疑者(61)が30日午後、入院先の病院で死亡した。大阪府警が明らかにした。谷本容疑者の刑事責任を問うことはできなくなり、動機などの全容解明も見込めなくなった。
 
事件は17日午前10時15分頃、大阪市北区曽根崎新地にある8階建て雑居ビルの4階に入る「西梅田こころとからだのクリニック」で発生。消防隊の到着時、クリニック内にいた患者ら26人は奥の診察室側で、いずれも心肺停止の状態で倒れていた。谷本容疑者は出入り口側で倒れており、最初に救急搬送されたとみられる。

 捜査関係者によると、谷本容疑者も心肺停止状態だったが、大阪市内の病院で治療を受け、人工心肺装置を使って、いったん蘇生。しかし、それまでに十分な酸素が届かなかったため、脳に深刻な損傷を負い、蘇生後脳症と診断された。
 府警によると、意識が戻らない状態が続いていたが、30日午後7時5分、死亡が確認されたという。
 患者ら26人のうち、25人は死亡。残る女性1人は重篤な状態が続いている。
 府警は谷本容疑者が計画的に大量殺人を図ったとみており、今後、供述以外の証拠を集め、容疑者死亡のまま、殺人と現住建造物等放火容疑などで書類送検し、大阪地検が不起訴にする。
(引用終わり)
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