この20日に台湾の台北で「民進党頼清徳・台湾総統の就任式典」が行われたばかりです。翌日からは立法府(日本の国会)で多数野党の国民党勢が与党の力を弱めようとの法案を提出し行政府内外で双方が体を張って行動したようです。
そして「中国軍は23日午前7時45分(日本時間同8時45分)、台湾周辺で陸海空軍やロケット軍などによる軍事演習を開始した」と報じられました。
頼清徳・台湾総統を「台湾独立勢力」とみなして反発しており、威嚇を含めた対抗措置とみられ、中国軍で台湾方面を所管する東部戦区の報道官は23日、「(演習は)『台湾独立』勢力の『独立』行動への強い懲罰であり、外部勢力による干渉と挑発に対する厳重な警告だ」と表明したそうですから武力を背景とした恫喝でしょうね!
宮城谷昌光 先生の中国史上の人物で描かれる「徳のある政治を行うのは共産党政権」ではない様です。
写真:中国軍の軍事演習の範囲
毎日新聞:
中国軍は23日午前7時45分(日本時間同8時45分)、台湾周辺で陸海空軍やロケット軍などによる軍事演習を開始したと発表した。中国は、20日に就任して中台間の現状維持の方針を示した頼清徳・台湾総統を「台湾独立勢力」とみなして反発しており、威嚇を含めた対抗措置とみられる。
中国軍で台湾方面を所管する東部戦区の報道官は23日、「(演習は)『台湾独立』勢力の『独立』行動への強い懲罰であり、外部勢力による干渉と挑発に対する厳重な警告だ」と表明した。
演習は24日まで続き、範囲は台湾の周囲と金門島、馬祖島などの離島周辺としている。艦艇や航空機による共同戦闘準備パトロールや、戦場での支配権の掌握訓練などを実施するという。演習に参加する艦艇や航空機の詳細は明らかにしていない。
台湾周辺での軍事演習を巡っては、2022年8月のペロシ米下院議長(当時)の訪台への報復として、中国軍は、周辺海域に弾道ミサイルを撃ち込む大規模な演習を実施。また、中国軍機による台湾海峡の「中間線越え」を常態化させている。【北京・岡崎英遠】
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