先月27日小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」が爆発して大量の軽石を噴出しました。それが潮流と風の関係で1000キロも西方にある沖縄から奄美大島周辺に流れついて島伝いの定期連絡船を始め漁船750隻余りが出漁出来なくなっている様です。
以下の記事はその一部沖縄の本部漁協で住民ら100人が沿岸に漂着した軽石の撤去作業を報じています。
大量の軽石が船のプロペラを痛めたり、エンジンの冷却に使う海水を吸い込むのに支障が出る様です。地域の方にとっては「台風や崖崩れなどの被害に劣らぬ広域の被害」に見えます。
何が最適な手段か思いもつきませんが、国交省や県が適切な対応を考えて欲しいものです。
写真:本部町漁港での軽石撤去作業
FNNプライムオンライン:
沖縄・本部町の漁港で、地元の住民らおよそ100人が、沿岸に大量に漂着している軽石の撤去作業を行った。
本部町の新里漁港には10月17日から軽石が漂着し、およそ半月にわたり、漁に出られない状況が続いている。
7日の撤去作業には、地元の消防団や住民などおよそ100人が参加し、流れ着いた大量の軽石を、スコップやバケツを使ってすくい取った。
本部漁業協同組合・真栄田正男組合長「エンジンのトラブルで帰ってきた船もあるんです」
撤去作業の参加者「軽いかなと思ったんですけど、意外と海水を含んでいて、とても重く感じました。積極的に(除去作業に)参加して、1日でも早く漁ができるようになったらいいなと思います」
軽石は、本部町が確保した仮置き場で保管され、今後、県や国と処分方法について協議する。
(引用終わり)
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