王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

イラン、米軍駐留基地にミサイル攻撃報復作戦を開始

2020-01-08 16:44:35 | 米国(トランプ)関連
8日朝(日本時間)イランがイラクの(米軍)基地に報復のミサイルを発射したと報じられました。
イラン公営放送の話ですから間違い有りませんね!
一方、米軍の状況がわかりませんが午後になると米軍も攻撃の有ったことを認めましたが損害の程度について言及が有りません。
どうやらイラク国内の2基地にミサイル攻撃が有ったようです。
攻撃を受けた米軍駐留基地(ネットより)

これからがイランも米軍も匙加減が難しいところだろうと思います。
現場任せでチキンレースを始めればやがて地上軍がイラン領内に侵攻なんて事態に成りかねませんからね! 
冷や汗 >
どこかでチラリと見ましたがイランのハメネイ師は「相応の報復」と語ったとか。
但し「軍事部門のNo.1を爆殺された相応の報復」とはどの位なのでしょう?
交渉上手ときくイラン商人と剛腕のトランプ不動産王と折り合える線が早い事出てくるのを祈るばかりです。 日本日経平均は今日1日で600円の下げとか。これに続くロンドン、NYの市場の反応はどうでしょうね?
追っての報道を静かに待っています。

写真:ミサイル発射を伝えるイランの報道

朝日新聞:
イラン国営テレビは8日未明(日本時間同日朝)、イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官(62)が米軍に殺害された報復として、革命防衛隊が米軍の駐留するイラクの基地に対してミサイル攻撃したと報じた。作戦名は「殉教者ソレイマニ」で、複数のイラク人に負傷者が出ている模様。イランが米軍への直接的な軍事攻撃に踏み切ったことで、米側の被害次第では両国の報復合戦がさらに激化する恐れがある。
 国営テレビによると、革命防衛隊は声明で「米国によるソレイマニ司令官へのテロ行為の報復とし、(イラクの)アサド空軍基地に数十の地対地ミサイルを発射し、着弾した」と説明。「『殉教者ソレイマニ』と名付けられた作戦が成功裏に行われた」としている。革命防衛隊に近い政府系タスニム通信は、「攻撃は2回行われた」と報じた。イラン側は、最高指導者ハメネイ師が「(米国には)厳しい報復が待ち受けている」と述べていた。
 革命防衛隊は声明で「大悪魔の米国に警告する。さらなる攻撃はより痛みを伴う壊滅的な報復をもたらす」などと米国を牽制(けんせい)しつつ、米軍の中東からの撤退を要求。さらに、米国の同盟国の基地がイランへの攻撃に使われるのなら攻撃の対象になるとも警告した。また、革命防衛隊は、米国の同盟国であるイスラエルに対しても「米国の(ソレイマニ司令官殺害という)犯罪と無関係とは見なさない」として、敵対姿勢を鮮明にした。
 米国防総省は「イランがイラク国内の米軍と有志連合軍に対し、十数発以上の弾道ミサイルを発射した。これらのミサイルがイランから発射されたことは明らかで、米軍と有志連合軍が駐留する少なくとも2カ所のイラク軍基地を標的にした」とする声明を発表した。日本時間の8日午前7時半ごろ、イラク中西部アンバル州にあるイラク軍のアサド空軍基地と、同国北部のクルド人自治区アルビルの基地が標的になったという。アサド基地には、トランプ米大統領が2018年12月に訪問し、駐留米軍を激励していた。(引用終わり)
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イケア、たんす死亡事故の遺族に50億円米史上最高額か

2020-01-08 09:03:21 | 海外
7日明らかになった事ですが、IKEA製のたんすの下敷きになって亡くなった2歳児の家族に同社は4600万ドル(50億円)の支払いに合意したと遺族の弁護士が明らかにしました。
IKEAといえばスウェーデンベースの国際的な家具大手ですよ! 日本にもあちこちで見かけます。
余りの巨額の賠償金?に驚きましたが起きた時は2017年、所はカリフォルニア州でした。
同社製のたんすマルムは1年前にも同様の事故を起こし、この弁護士の事務所は3家族に合計5000万円の和解合意を取り付けていたとの事!

日本で同様の事故が起きたら「賠償金とか和解金」はどの位ですかね?
まあざっと1人の死亡で1億円が相場として、2億円とみても今回の50億円は何と25倍です!!
米国では職種や能力によって年収或いは生涯獲得所得が日本と違い上下に幅が有るとは思います。 しかしそれにしても物凄い金額に驚きました。
日本の自動車部品メーカーで「エアーバック」が作動せず、多額の賠償金で負債総額1兆円に及び事実上潰れてしまった会社が有った気がします。
改めて人命の高い国だと思い出しました。

写真:米首都ワシントンで、ダミーの人形を使用してイケアのたんす転倒事故を再現する米消費者製品安全委員会の職員ら(2016年6月28日撮影)

AFP/時事:
【AFP=時事】米国で2017年、当時2歳の男児がスウェーデンの家具大手イケア製のたんすの下敷きとなって死亡した事故で、同社は遺族への4600万ドル(約50億円)の支払いに同意した。遺族の弁護士が7日、明らかにした。
 ヨゼフ・デュデクちゃんは2017年5月、米カリフォルニア州の自宅でイケアのたんす「マルム」の下敷きとなり、首に損傷を受けて窒息死した。同製品はこの1年前、一連の類似事故を受けてリコールされていた。
 法律事務所フェルドマン・シェパードの発表によると、ヨゼフちゃんの両親は2018年、製品の安全性や安定性を高める取り組みを怠ったとしてイケアを提訴した。
 イケアは6日、遺族に4600万ドルを支払うことに同意。同法律事務所は、不法行為による子どもの死をめぐる和解金としては米国史上最高額の可能性があるとしている。
 同法律事務所は2016年にも、マルムのたんすに関連した類似の死亡事故をめぐり3家族に合計5000万ドル(約54億円)を支払う和解合意をイケアから取り付けていた。
 イケアはAFPに対し、今回の和解が成立したことを認めた。同社は声明文で「家庭での安全というこの非常に重要な問題について、当社は引き続き積極的かつ協力的に取り組むことに尽力する。当社は改めて、心からの哀悼の意を表明する」と述べている。 【翻訳編集】AFPBB News(引用終わり)
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