王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

片山被告 偽メールも自作 !!

2014-05-21 07:16:47 | 駄目だ! こりゃ
PC遠隔操作 「私はサイコパス」と片山被告 4人の誤認逮捕に「やったと思った」(産経新聞) - goo ニュース

PC遠隔操作の犯人として保釈中の片山裕輔被告(32)ですが16日報道関係に「真犯人を名乗るメール」が送られたそうです。
しかもこの日は片山容疑者の裁判中だったので単純な浜爺はこの人も「冤罪被害のひとりだったのかなー?」なんて思ったのもつかの間、翌日には警察関係者が「片山被告はその前日荒川の河川敷にスマフォを埋め、それから時間指定でメールを送った」と発表されました。
何と警察は保釈後の片山容疑者の行動確認をしていたのですね?!

佐藤被告は保釈取り消しになってしまいました。
さてその後片山被告は佐藤弁護士と連絡が取れない状態になりました。
佐藤弁護士も苦しそうな表情と発言をしていました。
どうやら自作自演の「偽メール」がばれて以降あちこちを死に場所を求めてさまよい死にきれず20日の朝、佐藤弁護士の事務所を訪れそこで地検に身柄を拘束されたそうです。

片山容疑者は今回は「自分は真犯人」と語ったそうです。
誤認逮捕された方が4人もいるのですから今回ははっきり裁判の過程で有罪を立証して欲しいものです。


写真:片山容疑者

産経新聞:
 「『やっていない』という人を信じるのが職業倫理だが、完全にだまされたということにはなる」。片山祐輔被告の身柄拘束を受けて20日午前、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した主任弁護人の佐藤博史弁護士は、苦渋の表情を浮かべた。

 所在不明だった片山被告から佐藤弁護士の携帯電話に連絡があったのは19日午後10時すぎ。片山被告が荒川河川敷にスマートフォンを埋めたとされる報道を見て、「本当のことだったので死ぬことを考えた」と気が動転した様子で語ったという。

 自殺を試みたと話した片山被告。山中で首をつろうとしたが失敗し、山を下りて駅のホーム下に入り込み電車が来たら飛び出そうとしたが、死にきれずに佐藤弁護士に電話をかけたという。

 佐藤弁護士は20日午前7時半ごろ、事務所で片山被告から直接話を聞いた。佐藤弁護士は「昨夜は動揺していてなだめるのが精いっぱいだった。今朝会ったときは、酒を飲んで酔っており相当衰弱しているようだったが、落ち着いていた」と振り返る。

 自ら“真犯人”を知らせる結果となった公判中に送信された真犯人を名乗るメールについては、「母親から『いつ平穏な生活が戻るのか』と聞かれ、早く裁判を終わらせたいという気持ちになった」と説明。一連の遠隔操作事件で、一時4人が誤認逮捕されたことについて「意外に簡単だった。逮捕されたと聞いて『やった』という気持ちになった」とも話したという。

 片山被告は以前、「真犯人はサイコパス(反社会的人格)だと思う」と話していたといい、20日には「それは自分。嘘を平気でつける」と語ったという。

 記者会見で当初、「否認の被告が途中で罪を認めることはある」と強気の態度を示した佐藤弁護士。しかし、記者からの質問を受け「こういう事態になり、どうしてああいう人が生まれたのかということを考えないといけない」と神妙な面持ちで心境を語った。
(引用終わり)
コメント
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