王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ペット死体不法投棄の男 逮捕

2010-04-08 09:13:40 | 駄目だ! こりゃ
ペット死体不法投棄容疑、業者の元町議を逮捕(読売新聞) - goo ニュース

先月月末頃埼玉県の正丸峠のがけ下で都合100匹以上のペットの死体が見つかったとの報道がありました。
どうやら不法投棄が長年にわたって行われていた様です。
報道の翌日だかには「現場付近に防犯カメラを設置」とか「警察はペットの葬儀を扱う者の仕業でないか」と捜査を始めたとTVニュースが報じていた。

なんと県警は7日三芳町のペット葬儀業者阿部忍容疑者(71)を廃棄物処理法違反(不法投棄)で逮捕、本人も容疑を認めているとか。
お手柄お手柄。

逮捕の契機は「ペットの遺体を包んであった町内会のタオル」から飼い主を探し出し葬儀を依頼した阿部容疑者を割り出したという正統的な手法。 納得。

このペット葬儀業者とかペット火葬場なんかは既存法律の規制外なようで実態に規制が追いつかず迷惑を蒙る地域住民や利用者が出る。

こんな事件が契機で埼玉県に規制の県条例でも出来ると良いのですが「はてどうなるでしょう?」


読売新聞:
埼玉県飯能市の山林に犬など約100匹の死体が捨てられていた事件で、県警は7日、埼玉県三芳町藤久保、ペット葬儀業阿部忍容疑者(71)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。

 ペットブームを背景に葬儀業者が急増する中、悪質業者による「不適切な死体処理」の横行が指摘されてきたが、刑事事件に発展するのは初めて。法規制やルール作りを求める声が高まりそうだ。

 捜査関係者によると、阿部容疑者は3月30日頃、飯能市坂元の正丸峠を通る道路沿いのがけ下に、ごみ袋に入れた犬1匹の死体を不法に投棄した疑い。調べに対し、容疑を認めているという。

 阿部容疑者は1983年に同町議に初当選し、99年までに3期12年務めたが、2003、07年に連続して落選している。

 県警は7日午前5時過ぎから約2時間にわたり、阿部容疑者の自宅などを捜索した。荷台部分に位牌や仏具を積んだワゴン車などを押収。台所からは金属製のバケツに入った大量の動物の骨が見つかったという。

 住民や葬儀の依頼者らによると、阿部容疑者は10年ほど前から葬儀業を始めていた。葬儀は10分程度で、料金は3万円ほどだったという。電話帳の広告には「御引き取りから納骨・霊園まで」「火葬5000円~」「火葬炉完備」と記されていた。

 事件は3月上旬、「犬や猫の死体が多数投棄されている」との通報で発覚した。県警は3月26、31の両日、約100匹の死体や骨など約660キロ・グラムを回収。この中にあった居住地が記された布類から飼い主を割り出し、阿部容疑者に葬儀を依頼していたことを突き止めた。

 市が現場近くに設置した監視カメラには、ごみ袋をがけ下に投げ込む阿部容疑者とよく似た人物が映っており、県警が映像の解析を進めている。

 回収された死体の多くは、マルチーズやシベリアンハスキーなどの純血種やリボンや服を身に着けたペットだった。狩猟関係者が「5、6年前から犬や猫の死体が捨てられていた」「毎週のようにごみ袋を見つけた時期もある」と証言しており、県警は、長期間にわたって不法投棄が繰り返されていたとみて捜査を進める。(引用終わり)
コメント (2)
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