王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北 ミサイル 発射!

2009-04-05 20:17:54 | 海外
北朝鮮がミサイル発射=「衛星」と発表、東北上空通過-被害なし、破壊措置取らず(時事通信) - goo ニュース

今日昼前にNHKのラジオをつけたら川村官房長官が「北から飛翔体が11時半頃発射された」と記者会見している放送を聞きました。
その時には「一段目は秋田沖に落下、二段目は太平洋方向に飛んで行った」わけで
着弾は日本に無かった模様です。まずは良かった。

夕刻までの情報でも飛翔体の落下物等による被害や船舶、航空機などの被害も無かったようです。

2006年7月5日?の発射では他にも5-6発花火をあげた。
その時にも書いたが「専守防衛」なら国家規模で防空壕を作るとか都心部では地下街の耐震対爆性を強化する工事を進めるとか「全く騒がないのも手の一つかも」云々と書いた。
あの時以降MD(Missile Defense?)予算が5割り増しになったり前倒しで執行されたりしていかにも北のミサイルに対応をしているように見せてきた。

しかし爺の様な素人が書いているようにMD Missile なんて米国の宇宙衛星の管制を受けなければ狙えないし狙っても中々当たらない。
今回は勇気ある政府高官が「撃ったピストルの弾を(こちらから打ち返した)ピストル(の弾)で落とすのは難しい」と明言した。

その通り! 座布団一枚あげとくれ。

現下の状況では「平和憲法」と「北ミサイル基地先制攻撃」の中間に平均的日本人の心があるのでないか?
昨日「誤報に基づき体育館に避難した幼稚園の子供さんの所にミサイルやら付属物やらが落ちたならば全滅である」
危機を煽って「北のミサイルを出汁に利権を漁った日本人が居ればそれは悪辣である」

北の活動を抑えるには「元から絶たねば駄目」
何度も書いているけど「パチンコ屋に対する換金制度をしっかり禁止する事である」
この利権を手放さない輩を整理できない様では「拉致もミサイルも解決しない」
「問題は身中の虫」であろう。


時事通信:
北朝鮮は5日午前11時半ごろ、北東部の舞水端里の基地から長距離弾道ミサイルを発射した。防衛省や官邸対策室などによると、東北地方上空を通って太平洋上に抜け、日本国内への落下物や船舶への被害などは確認されていない。ミサイル防衛(MD)システムによる初めての迎撃措置は取らなかった。政府は「重大な挑発行為」と北朝鮮を強く非難。米韓両国などと連携して国連安保理での厳しい対応を求め、わが国独自の制裁措置の強化も検討する。一方、北朝鮮は「人工衛星の打ち上げに成功した」と発表した。

 発射を受け、政府は午前11時32分に「北朝鮮から飛翔(ひしょう)体が発射されたもようだ」と発表し、伊藤哲朗内閣危機管理監をトップとする対策室を首相官邸に設置した。その後の発表によれば、切り離された1段目のロケットは同11時37分に秋田県の西約280キロの日本海に落下したと推定される。本体は日本の東2100キロの太平洋上まで航跡を追尾したが、その後は確認できていない。政府は、発射したのは2006年7月に撃った「テポドン2号」の改良型とみている。

 麻生太郎首相は首相官邸で記者団に「極めて挑発的な行為で、日本としては断じて看過できない」と強調。河村建夫官房長官は記者会見で、拉致、核、ミサイルの包括的な解決に向け「具体的な行動を取るよう強く求める」と述べた。(引用終わり)
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ソマリア沖自衛艦 不審船に警告

2009-04-05 08:12:48 | 海外
護衛船団に小型船接近=海自艦のライト照射で遠のく-海賊か不明、ソマリア沖(時事通信) - goo ニュース

この時事通信の報道は事実をさらりと流している気がします。
産経新聞は「海賊船に初対処」とあります。
朝日新聞は不審船に初の対応。
共同通信は「法(警備行動)に抵触か?」とのコメント、産経は「防衛省の“救難要請に対し、できることをやるのは必要な行為”」とのコメントを載せている。
各社微妙な温度差を感じます。

ソマリア沖に自衛艦派遣の主旨は「海賊から商船を守る」ためで当初の予測では「日本関係の船だけでも多すぎて外国船に手がまわら無そう」という見通しで日本船(および船籍など)を護衛の対象にしたようです。
護衛戦1回目の護衛対象が5隻、今回の折り返し東航が3隻ですから護衛に余力はありそうです。
「海賊船に追われている」とのSOSを受けて20分ほど掛けて寄り道しても派遣の主旨から外れていないでしょう。

それにしても不審船と「さざなみ」の距離が5.5キロとか。
サーチライトは兎も角、スピーカーの声は聞こえたのですかね?

もちろん大音量とありますが海の上ですよ。爺には疑問です?
それと「現地語で我々は海自だ」と警告したそうです。
自衛隊なんて概念を端的にあらわす現地語があるのでしょうかね?
「NAVY」に該当する言葉はあるのでないかと思うのです。
「我々は日本海軍である」と大音量で警告していたら愉快ですね。
腰間の秋水、抜かずに不審船を追い払い何よりでした。
これからも応用動作が必要なケースが多いと思いますが「その存在を付近を航行する船乗りに頼りにされる存在になって欲しいと思います」
その前に派遣法の整備が必要ですね。海自の佐藤一左見たいな人を出さないためにも船員のためにも。


時事通信:
防衛省に4日入った連絡によると、ソマリア沖・アデン湾で3日午後8時40分(日本時間4日午前2時40分)ごろ、海賊対策のため海上自衛隊が護衛していた船団近くを航行中のシンガポール籍タンカーから、周辺船舶に「海賊らしい小型船に追われている」と無線連絡があった。

 海自護衛艦「さざなみ」が小型船に約5.5キロの距離まで接近。サーチライトで照らし、スピーカーからソマリア語で「海上自衛隊だ」と大音量で伝えたところ、小型船は離れていった。海賊船かどうかは不明で、後方にはボート3隻がいたという。 (引用終わり)
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