Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大相撲 暴行疑惑の解明を願う

2017-11-23 14:06:12 | スポーツ

福岡市内にて「九州場所」中の大相撲。先月下旬の、鳥取県下での巡業中、横綱・日馬富士(はるまふじ)関による、後輩力士への暴行疑惑が問題化している所だ。一方の当該力士 貴ノ岩関の師匠で、巡業部長も務める 貴乃花親方が昨日、日本相撲協会の事情聴取を拒否した事もあり、この問題の解明は、長期化しそうな気配となって来た。

当該二力士は、いずれもモンゴル人民共和国の出身で、先輩を敬う風習が強くあり、当時は日馬富士関の説話中に、貴ノ岩関が、不適切な携帯電話応対をした為に、素手や電気部品などで殴打の挙に及び、貴ノ岩関が頭部に負傷したとされるもの。初めから、内容の異なる医師の診断書が二部存在したり、一方の当該 貴乃花部屋が、相撲協会執行部を経る事なく、鳥取県警察本部に被害届を提出するなど、不可解な所が目立つのも事実。報道各社の伝え方が、一時錯綜したのも遺憾。本場所中でもある為か、ここ一両日は、調べの進展がない様なので、過日の新聞記事なども引用して、少しこの問題に触れたい。

「日馬富士関暴行問題の経過」

10/25夜~26未明 横綱・日馬富士が、平幕・貴ノ岩に鳥取市内の酒席で暴行(の挙に出たとされる)

10/26 貴ノ岩が巡業に参加し、取組みも行う

10/29 貴ノ岩の師匠 貴乃花親方が、鳥取県警に被害届提出

11/2  日本相撲協会に、鳥取県警から連絡が入る

11/3  鏡山危機管理部長が、双方の師匠に電話で事情聴取。貴乃花親方は「よく分らず」と回答。

11/5  貴ノ岩が、福岡市内の病院に入院

11/9  貴ノ岩が退院。「脳震盪(とう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで、全治約二週間」と診断さる

11/10 貴ノ岩が、九州場所を初日から休場する事が判明

11/12 九州場所初日。日馬富士は出場

11/13 日本相撲協会が、貴ノ岩の診断書を公表。貴乃花親方は「診断書にある通り、本人の体調が悪いという事」と説明

11/14 一部報道で、問題が発覚。日馬富士が謝罪し休場。相撲協会が、本格的な調査開始を発表。

11/15 鳥取県警が、傷害容疑で捜査している事が判明

11/16 酒席に同席した横綱・白鵬が、日馬富士のビール瓶での殴打を否定。

11/17 鳥取県警が、両国国技館で、横綱・日馬富士を事情聴取。貴ノ岩の診断書を作成した医師が、11/9時点で、相撲を取る事に支障がないと判断していたと、相撲協危機管理委が発表(引用ここまで)

九州場所中であり、又、貴乃花親方他の、前述の対応などもあって、もう一方の当該 貴ノ岩関への事情聴取が、現状不可能な状況である事もあり、多言は控えるが、とに角、我国の国技たる大相撲の世界で生じた問題だけに、

①なぜ、こうした不祥事が生じた時、解決の陣頭指揮を執るべき、相撲協危機管理委の頭越しに、直に警察宛て被害届が出されたのか?

②日本人力士とは、風習も価値基準も異なる、外国人(今回はモンゴル人)力士各位向けの、我国の伝統的価値観による教育が、周到に行われていたかどうか?

などについての疑問が湧いて来るのだ。相撲協危機管理委が、問題解明の先頭に立たなければならないのは当然だが、巡業部長と言う、相撲界で枢要な立場にある 貴乃花親方も、今直ぐが不可能なら、近日中にも、なぜ当該の 貴ノ岩関が事情聴取に応じられないか、今回事案の解明に向け、どの様な所信であるのかを、相撲ファンのみならず、全国民市民に向け、明快な説明を願いたいものだ。

大相撲は、世界に知られた 祖国日本の「顔」でもある。その「顔」が不明朗なままでは、折角回復した相撲人気も、又冷え込んでしまうし、スポーツ界各方面への悪影響も、大いに懸念される所。当該となった、横綱・日馬富士関の処分は、残念ながら不可避だろうが、この問題の望ましい解決へ向け、関係各位には真摯な対応を願いたい。今回画像は先年、群馬県下で捉えた、蒸機列車出発の模様。三年前の、丁度今頃だった記憶がありまして。

 


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