Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

再び懸念される、日本海側の治安

2017-11-26 13:53:44 | 社会・経済

昨日11/25は憂国忌。大阪万博のあった1970=昭和45年の同日、衝撃の最期を遂げた、作家 三島由紀夫さんの主義信条と軌跡は、その全てが奇異なものではなく、幾つかの正論もあったはずだ。我々残された者達は、その事を公正に見聞きし、評価して次代の為に活かさなければならない。それが、同氏の霊に答える道ではないかと心得る。

本題です。去る11/23木曜夜、秋田県下の日本海岸に、木造の不審船舶が漂着、北鮮籍と思われる、男性乗組員 8名が保護された。これまでの調べでは、全員が漁業関係者の模様で、条件が整い次第、北鮮への帰国を望んでいる模様。ただ、これまでの同国の、芳しくない経緯から、所謂「脱北」を志向して我国まで辿り着いた可能性や、一部かもだが北鮮度政治工作員関連の可能性もゼロとは言えないだろう。独立国に当然必要な、防諜法制がない以上、この方の警戒警備も怠れないはずだ。菅内閣官房長官は、こうした色んな可能性を視野に入れての調査を表明されたが、当然の判断だろう。

日本海中部には、大和堆、武蔵堆と呼ばれる、比較的浅く広い海域があり、海洋生物の餌となる微生物が集まり易い好漁場であるとされ、我国から出漁する漁船も多い。両堆の大部分が、我国排他的経済水域 EEZの範囲だが、近年は、食糧難対応に迫られた北鮮や、同国の漁業権を有償入手する形で、中国大陸の漁船も多く進出しているらしい。現に、前述両堆の辺りでは、我国漁船との操業トラブルや、水産庁の監視船舶に、武装した国籍不明船が威嚇行為の挙に出るなど、緊張した状況も散見される。

この海域で、多くの漁獲があるとされる烏賊(いか)漁などの、近年続く不漁とかの問題が、こうした外国漁船による不当な操業の煽りを被っている可能性も否定できない。水産、海保の両庁は、どうか警戒を強め、我国漁船が安心、安全の裡に操業できる様努めて頂きたい。又、警戒活動に当たっては、原則常に武装する様、活動規定の見直しもお願いしたいもの。これは、弾道ミサイル対策同様、極めて大切な施策だと心得る。

日本海岸では、前述の他にもう一件、不審船漂着の情報も聞き、こちらは死亡した当該者もある様だ。手がかりが少なく、困難は分るが、日本海側の治安悪化に繋がりかねない事案なので、こちらも慎重な対応を望みたい。朝鮮半島情勢は、ここの所不安定化しているのは事実で、推移によっては、発生した難民多数が、我国へ向け移動を始める可能性も捨てきれない。菅内閣官房長官見解は、勿論、こうした事も織り込んでの表明と解したい。昭和後期の、複数の日本人拉致事件の未解決など、大変な所もあるが、紛争の種を少しでも抑え込む様、諸事を進めて頂きたいし、我々国民市民も、真摯な姿勢で、事態の推移を見守らないと、と思う。

今回画像は、当地名古屋市内まで現れる様になった、日本海側をメインに活動する、赤い外装の電気機関車が先導する貨物便と、名古屋港金城埠頭へ向かう、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の電車の離合風景。時折参る、日本海沿いなら見慣れた姿だが、地元で見かけると、まだまだ不慣れから来る違和感もありまして。当地への入り込みは、平常なら早朝だが、これから多い風雪や、夏場の風雨などで半日程度遅れる事も時々あり、その時は、この様な日中の捕捉撮影も叶う訳であります。あおなみ線の途中、荒子駅付近に隣接して、この画像の撮影地点「ささしまライブ」付近から引っ越した、現在の名古屋貨物ターミナル駅があります。


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