2024=令和 6年 9月も、拙ブログを宜しくお願い致します。繰り返しかもだが、今日 9/1は大正年間に見舞われた 関東大震災に因む「防災の日」。折しも 台風第10号による大雨が各地を襲い、残念ながら当地愛知でも犠牲複数となった次第。
改めて 関東大震災時の、そして今回水害の犠牲各位への弔意と被災各地へのお見舞いを申したい。その上で、やはり「防」で始まる 4つの事共、つまり感染症対策に代表される「防疫」、地震や風水害などとの対峙が主な「防災」、厳しさを増す我国周辺安保の為の「防衛」、そして諸犯罪から我国内の安全安心防御を図る「防犯」は同根ではないかとの想いを深めてもいる所であります。
折しも今月は、我国の次期総理大臣を決める事にもなる 与党自民総裁選を控える。同党史上最多の総裁選立候補者数となる可能性あり 国民的注目を集めてもいる様だ。まだ告示日まで日数があるので 最終的な顔ぶれについての邪推は控えるが、ここまでの状況から 石破 茂・元党幹事長と 小泉進次郎・元環境相が上位に来ている様だ。
他に 河野太郎・デジタル相も有力視されている様だが、所謂マイナンバー・カードの健康保険証紐づけ問題対応を焦った感があり、加えて所属派閥を抜けなかった事が支持者相当数の不興を買ったとされ、為に一歩退いたのではないかともされる様だ。
そしてもうお一人。多くの保守側各位からもその声を聞くが、拙者もこの人物こそが 本当は次期自民総裁に相応しいのではないかとする者だ。以下、昨日の TBS NEWS DIGネット記事を引用して、みて参る事に。
「高市大臣『総理から抗議すべき』中国(大陸)海軍の測量艦による領海侵犯受け 日本の防衛力強化も主張」
高市早苗・経済安保担当大臣は 中国海軍の測量艦が日本の領海に一時侵入したことを受けて、自身の SNSで「総理大臣から、厳重抗議するべき事態」などと強調しました。
中国海軍の測量艦が 8/31朝、鹿児島県口永良部島近くの日本の領海に 2時間近くにわたって侵入したことを受け、外務省は東京の中国大使館に強い懸念を伝えて抗議しました。
高市大臣は 自身の SNS上に「外務省の局長から中国大使館公使への抗議だけで終えて良い話ではない」と投稿したうえで「総理大臣、外務大臣、防衛大臣から、それぞれのカウンター・パート(同格の対応相手)に対して厳重抗議するべき事態であり、再発防止を約束させなければならない」と強調しました。
さらに 中国軍による領空・領海侵犯事案が相次いでいることを受け「日本に何かを仕掛けても 全く効果はないと思わせるだけの防衛力と外交力を備えていかなければならない」との考えを示しました。
高市大臣は 9/9に自民党総裁選の出馬会見を行いますが、ロシアによるウクライナ侵攻や 台湾有事の可能性などの国際情勢を踏まえて、防衛費増額の必要性について言及するとみられます。(引用ここまで)
無理筋の太平洋地域への海洋進出策を見直す意思が到底見られない中国大陸。先日も、長崎県沖にて 同国の情報関係軍用航空機が我国領空侵犯を生じ、空自機が緊急発進・スクランブル対応を行ったばかり。その前後には 超党派の我国国会議員団が訪中。領空侵犯事案につき 一応は抗議を表明したも、断固とした姿勢を伴うものではなかった様だ。
この様な「媚中的弱腰」だから、軍用機や艦船による領空領海侵犯を行われても 必要であっても毅然とした強い出方ができない・・というより避けているのではないだろうか。
引用記事中、高市大臣のご指摘こそ正論だろう。総理、外務、防衛の各大臣がそれぞれの同格相手・カウンター・パートに対し厳重抗議するのが正道で、全て外務省任せにするのは責任感に欠ける態度といえよう。こうした表明ができる人物こそ「防」で始まる「防衛」に加え、他の分野「防疫」「防災」「防犯」の事共とも真摯な向き合いを期せる 次期与党自民総裁に相応しい器といえるのではないか。
総裁選告示まで後 10日余り。まだまだ報道メディアも関わっての選挙戦が続く。左傾の新聞・雑誌メディアなどは高市大臣に向け 貶めめいた記事などで仕掛ける可能性もあろうが、同大臣には是非「何が一番大事か?を見極め、信念を持って総裁選に臨んで頂きたい。今回画像は今夏 JR名古屋を発って 西日本へと向う 東海道・山陽新幹線列車の様子を。