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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

「子どもたちに導かれて」を視聴して(その1)

2008-01-12 12:08:20 | CS(子供伝道)

昨年12月23日(日)早朝5時からNHK教育テレビ こころの時代~宗教・人生「子どもたちに導かれて」の番組で弁護士の坪井節子さんが出演されました。いのちのことば社のメールマガジンで知って、録画していました。
先日ようやく見ることができました。感動し、教えられることがたくさんありましたので紹介させていただきます。

 
 弁護士の坪井節子さんは、子供の電話相談員をされていました。最初は、ご自身の子育ての経験があるので、子供の相談なら大丈夫だろうと考えておられたそうです。しかし、中高生の体験を聞き、とても驚かれたそうです。

中学生の少女からの相談では、友人と喧嘩したら、その友人が怒って不良グループのところへ行き、その子をレイプさせたというのです。その写真を撮って「しゃべったら配る」脅し、いまだにレイプされ続けているという内容でした。そのことを親にも誰にも言えないでひとりで抱えている少女の訴えを聞いて、何ができるのかと真剣に考えたそうです。

 子供たちは必ずしも法的な解決を求めていません。法的解決をするために東奔西走したそうですが、肝心の子供はもうそこにはいなかったそうです。
子供たちは何を求めているのでしょう。このような子供たちに何をしたらいいのでしょう。

坪井さんは「子供たちの話を聞くことがいちばん大切」と言われました。
この子の人生はこの子しか歩めないのだから、自分で自分の人生を選択させるように。ひとりの人間としの誇りを持たせるように。


このことを聞いたとき、しばしば親が子供の人生に介入して、将来を決定したり、選択してしまうことがあると思いました。
わたしも子供に対して過ちを犯したことがありました。もちろん親はその子に良かれと思ってするのですが、そのことが、子供にとって負担になったり足かせとなったりするのですね。


子供たちの話を聞くこととはどういくことかというと、

「子供たちは、いのちをことばにのせて差し出してきます。使っていることばは未熟ですが、自分の存在、いのちをかけて真剣にことばをさしだしてきます。そのことばを大事に受け止めることです。」

と言われました。


子供たちは、真剣に聞いてくれる人を求めているのです。



                      つづく

今日はこれから子供集会「はこぶねクラブ」です。雨の中歩いていってきます。

先日、日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)のHP更新しました。ご覧下さい。

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