生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

ありがとう わたしのいのち

2006-01-16 10:48:28 | 乳癌

昨日は春を思わせる暖かさでしたが、今日はまた冬に逆戻りです。

今日、ベランダのプランターにチューリップの球根を植えました。毎年秋になると球根を買ってきて植えるのですが、今回はすっかり忘れていました。植え付け時期がとっくに過ぎていますが、ホームセンターで安売りをしていたので三袋も買ってきてあわてて植えました。
去年の球根も掘り出していなかったので、土の中からひとまわり小さくなった古い球根が出てきました。そのまま植えておきましょう。これもきっと芽を出すでしょう。

乳癌の手術を受けてその翌春、朝日新聞の「季節の風」という冊子に星野富弘さんのチューリップの絵と詩が載っていました。それを見て同感し、ぽろぽろ涙をこぼしたのを思い出します。

ちょうど今年の星野富弘さんのカレンダーに同じ詩画があって、今、またながめて感慨にふけっています。ベランダのチューリップが咲いたら、また感動するでしょう。春が待ち遠しいです。

星野富弘さんの詩を紹介します。
   
ありがとう
私のいのち
こんなに生きられるなんて 
思わなかったよ
今、二十一世紀 
春!


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