悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

災害時だけではないご近助力

2018-03-18 19:50:11 | Weblog
 まちを守る会に要支援者見守り制度があります。登録されているのは独居の方が多いので通常はパトロールの時に郵便受けをチェックし、新聞や郵便物が溜まっていたら申告してもらっている緊急連絡先に電話するという決まりになっています。

 今月末でまちを守る会のパトロール活動は満12年になりますが、幸いにも緊急連絡をしたことは一度もありません。ただ高齢化は進んでいますし、独り住まいの方も増えているのでこれから益々必要な制度です。

 地震などの災害が発生した場合は、住居ブロックで役割分担したまちを守る会の担当者が声をかけることになっています。年に3回ほど担当者が訪問して話をするのですが、これも異常事態が発生したことはありません。

 災害の時には自分の身を守ることが第一です。その上でご近助力を発揮することになるのですが、支援する方の担当者も高齢化が進んでいるので、万一の災害時にどれだけの支援ができるのかは分かりません。

 今年は積雪が少なかったのですが、それでも積もったら自宅前の除雪をするだけで手いっぱいです。体力的に要支援者宅の除雪を手伝うことまではできない担当者が増えているのです。数日前の新聞に秋田県横手市で、雪下ろしや買い物送迎をする共助組織で行う記事がありました。

 ちょっとしたお手伝いはユーカリが丘地区社協でしてくれますが、除雪などの力仕事は難しいと思います。自治会でもできない、頼むところが見つからない仕事は、やはりご近助力で対応するしかないのでしょう。防災だけではない”ご近助力”を強化したいものです。
コメント
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