新学期がスタート

　まだ早朝練習は始まっていないのに、7時前に街ギャラ前の２９６バイパス交差点を通過する児童がいました。18日間と長い休みだったので学校に行くのが楽しみだと言います。学期の初めなのでランドセルに入らない荷物を袋で3つも持っているのですが笑顔です。

　そんな中で「おめでとうございます」と大きな声で挨拶してくれたのは４年生と２年生の兄弟です。私も「今年も元気で頑張ろうね！」と返します。そしていつもお母さんに車で送ってもらっているA君も元気にやってきました。

　ナイーブな性格なのでプレッシャーをかけるようなことは言えません。「今年は元気にスタートだね」と声をかけると、「たぶん最初で終わりだよ」と言われてしまいました。お母さんの苦労を見ているだけに、せめて遅刻しない時間内に、歩いて登校してほしいのですが、さあどうなるでしょう？

　信号待ちしているときにお年玉について話をしてくれる児童がいました。二組のおじいちゃん、おばあちゃんから５０００円ずつ、お父さんやおじさんからも貰ってちょうど２万円になった。１万円はお母さんに預け、残りの１万円だけ自分で持っていると言います。

　３年生ですから適正範囲のお年玉ではないかと思います。ゲームは買わないと言っていたので、しばらくしたら何に使ったかを聞く楽しみができました。そんな話はするのですが以前はスカートだとうるさいくらいだった、私のベンチコート姿については何の反応もありません。

　見守りに立つ場所が変わったからなのか、あるいは子どもたちの関心ごとが変わっているかは分かりませんが、何か寂しい気もします。新学期は無事にスタートしました。