音楽ホールでの総会

　さくら防犯パトロールネットワークの総会を佐倉市民音楽ホールで開催した。総会の後に講演会か県警音楽隊の演奏を行ってきたが、今年は臼井ふるさとづくり協議会（臼井まち協）の方々が中心になり、佐倉警察署、佐倉市役所の職員も参加する寸劇「花ちゃんのいかのおすし」を上演した（第1部）。

　続いて音楽隊の演奏とカラーガード隊による演舞（第2部）も行ったので、臼井小学校から1年生～4年生の児童240名が参加してくれた。ただ小学生が参加しために下校時間の制約があるため、総会を第3部として最後に行うイレギュラーなものになった。

　それでも寸劇は観衆の児童も一緒に参加させる演出で良かった。数日前に市原市で女子中学生の誘拐未遂事件があっただけに、「いかのおすし」を改めて考えさせるきっかけになった。臼井まち協の演技も良かったし、特に移動交番の女性警察官が児童と質問形式の問答をしたことは好評だった。

　総会に参加した防犯組織にはスクールガードに力を入れている団体もある。臼井まち協では寸劇の大道具を貸し出すし、台本も使わせてくれるというから、他の団体も小学校と一緒になって事件を未然に防ぐための学習として使えればよいと思う。

　お手伝いしてもらう方々は11時半の集合だったが、臼井まち協が朝から本舞台でリハーサルをすることもあり、9時に音楽ホール入りした。まち協の出演者や音楽隊の控室を準備したり、受付の表示をしたり、また手伝いの人の食事会場を作るなど結構作業に追われた。

　本題の総会を行ったときには疲れもあって"流した"という感が強い。それでも26年度の活動計画と予算は承認された。約500名入った音楽ホールでの総合司会なので緊張したが、これも何とか無事にこなしたので夕食のビールが一段と美味しかった。