悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

救命救急ドクター

2014-06-05 19:08:57 | Weblog

ヘリポート(左奥)から救急治療室まで約50㍍
搭乗のとき、患者が到着した時は医師が走る通路 

 畑で怪我をしたYさんの見舞いに行って治療計画書を見せてもらったときに、主治医が救急救命の女医さんなので違和感を持った。緊急の処置を終えたらその後の治療は、外科とか整形外科が担当するものだと思っていた。

 内蔵疾患による救急入院の場合は分からないが、怪我の場合はその後の二次手術も救急救命室が担当するという。その女医さんの名前が家内と同じだったので、物覚えの悪い私だが記憶に残っていた。 

 偶然新聞の番組表で見つけたのだが、NHKの火曜日午後10時55分からの関ジャニの応援ドキュメント「明日はどっちだ」という番組で日医大千葉北総病院のドクターヘリを取り上げていた。ビデオで録画してみたのだがその主役が新人の女医さんIさんでYさんの主治医だった。

 法学部を卒業してから改めて医学部に入ったので33歳だが医師になってまだ2年目。救命外来は初めてで1日に平均5回運ばれてくるという(Yさんの話)ヘリコプターでの患者に対応する。テレビで見ると救命救急室は医師と看護師で10人前後のスタッフが働いている。

 その中でベテラン医師が診察、治療することに自分の判断で手助けしなければならないのだが、何をしてよいのかが分からない。それでも夜勤の時は医師が少なくなるので、骨にドリルで穴をあけるなど初めて経験する手術でも、やり遂げなければならない。

 感心するのは内心不安でも患者の前ではそれを態度に出さないことだ。自信のない顔をされたのでは患者が不安に思うからだが、命に関わる治療だけに中々できないと思う。乗りたくはないが、50㎞なら15分で到着するという頼もしいヘリコプター。

 I女医は1か月後にはヘリコプターに搭乗して現場へ行って緊急の対応をし、機内でも人口呼吸などの治療をする訓練を受けている。ヘリコプターに医師は一人しか搭乗できないというから責任が重い。Iさん、頑張れ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする