あわただしくやってきた春

　いつまでも寒かったので冬眠が長引き、啓蟄を過ぎてから始めた畑の作業が遅れている。ジャガイモ3Kgの場所を確保したが、ネギやホウレンソウ、小松菜などはまだ植える場所が作れない。ジャガイモはお彼岸の中日までに植えるようこととアドバイスを受けているが、今年は間に合わなかった。

　今日は玉ねぎの移植をした。マルチ（ビニールシート）を被せていたが、この冬の強風と飛ばされてしまった。さらに苗も霜で浮き上がり三分の一が消えていた。私の畑は家族的なつながりが強いので、余った苗を譲ってくれる優しい人がいる。約70本をいただき補修することが出来た。

　冬から一足飛びに夏のような気候になっているので、このままだと背だけ伸びて実がならないなど春野菜に被害が出るだろう。越冬したホウレンソウは根元の赤いところが甘くておいしいのだが成長が、早くもう花が咲いている。

　今日のファーマーズ・カフェーでの笑い話だが、DIY店でキャベツの苗を1本98円で売っているが、とても買う気にならない。葉が巻いたころのスーパーの売値は1個100円以下で、ものによっては50円などという時もある。いまでも売り出しだと90円だ。

　野菜だけではない。我が家の前の街路樹コブシはあっという間に満開になってしまったし、南公園や小学校の桜ももう三分咲きだ。4月9日の小学校入学式も今年は桜の散ったあとになり、校門前の記念撮影が可哀想だし、4月の2日、6日、13日と花見会があるのだが花より団子の、花のない宴会になりそうだ。