悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

ふれあい給食会

2011-10-20 19:55:22 | Weblog
 小竹小学校のふれあい給食会は1年生、2年生の58名と地域の高齢者が一緒に食事をする。ただ自治会を通して回覧で呼びかけるが、孫が在籍している祖父母以外は中々出席してくれない。今日の高齢者(75歳以上)は12名。うち92歳の女性が2人おられた。

 ほかにやはり高齢者だが小竹に住んで給食用の野菜を供給しているSさん、サツマイモの芋ほりを1、2年生させてくれるTさん、それにまだ若いがお米の先生Yさんと毎年同じメンバーが招待された。

 それに普段からスクールガードで児童と接している人たちや、地区社協の福祉委員が出席して学校との話し合いで決めている30名を確保する。地域の方々がもっと参加して、児童とふれあい給食をともにしてもらう意義はあると思うが難しい。

 大きな災害のときは学校を避難場所として利用することがある。普段から学校との連携を取り、さらに自治会を超えた地域の人たち同士のふれあいが進むと良いのだが。

 学校ごとに違うメニューで作る給食は美味しい。今日はカレイの煮付けにほうれん草のお浸し、ナメコや食用菊などの野菜スープ、プチトマト、それの牛乳がつく。ご飯は児童の器よりも大きいのでこれでお腹が一杯になる。

 食事が終わり児童に手を引かれて控え室の家庭科室に戻ってから82歳のSさんの話。Sさんが学校に通っているときの弁当は麦飯に梅干ひとつだけだった。他のおかずが入っていないか先生がチェックしたという。

 給食はいつから始まったの?という質問にGさんが「戦争中にも給食はあったが味噌がスプーンに一杯というようなものだった、という。

 残さずに全部きれいに食べる児童は半分くらいしかいない。野菜を残したりお茶碗半分くらいのご飯を残す。参加した私たちはきれいに平らげるのだから時代が違うとはいえ、もったいない。年寄りの悲哀。

  
コメント
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